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わっしょいカンパニー社長 熾盗
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ご主人
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ゆも
34
夕暮れのキャンプ場。
空はすっかり茜色に染まっていた。
ぼくたちはテントへ戻り、夕食の準備を始めていた。
「お腹すいた~!」
あっきぃが地面に寝転がる。
「何もしてへんやろ。」
ぷりちゃんが即ツッコミを入れた。
「虫から逃げてた。」
まぜちが真顔で言う。
「お前やろ。」
あっちゃんの一言にみんなが吹き出した。
「言うなって!」
まぜちが抗議する。
そんなやり取りをしながら準備を進める。
やがて。
美味しそうな匂いが辺りに広がった。
「いただきます!」
六人の声が重なる。
外で食べるご飯は不思議といつもより美味しく感じた。
「あ~、うまい!」
あっきぃが幸せそうな顔をする。
「それさっきも言ってたにょ。」
ちぐが笑った。
「だってうまい!」
「語彙力なくなっとるやん。」
まぜちが呆れる。
今日も平和だった。
夕食のあとはキャンプファイヤー。
ぱちぱちと薪が音を立てる。
炎の光がみんなの顔を照らしていた。
昼間の賑やかさとは違う。
少しだけ落ち着いた時間だった。
「楽しかったな。」
ぷりちゃんが呟く。
「海も行ったしな。」
あっちゃんが頷いた。
「夏祭りも!」
あっきぃが言う。
「ビーチボールもしたにょ。」
ちぐも嬉しそうだ。
みんなで思い出を振り返る。
どれもつい最近のことなのに、なんだか懐かしく感じた。
コメント
1件
うわ、めっちゃいい雰囲気……!夕飯準備中のやりとりから、ああ、この6人の距離感ほんとに好きだなって思いました。「虫から逃げてた」「お前やろ」の流れ、声が聞こえるみたいでめっちゃ好きです。キャンプファイヤーで思い出を振り返る静かな時間、それが「つい最近なのに懐かしい」って感覚、すごくわかります。日常のこういう1ページが、後で効いてくるんですよね。