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🍫×🔫
エタイトル『花束』
今回の小説に含まれる要素
・BL
・二次創作
・キャラ崩壊
苦手な方は見ることをやめる事をおすすめします。
それでは始めます。
花
それは綺麗なもの、美しいもの、可愛いもの、カッコいいもの、不気味なもの沢山の種類がある。
それらは種類や色、本数によって意味があり、花をプレゼントする時みんな気をつけている。
赤いチューリップは愛の告白
赤いバラは貴方を愛す
フランネルフラワーはいつも愛して
黄色のガーベラは究極の愛
コチョウランは純粋な愛
マリーゴールドは変わらぬ愛
本当に色々ある。
不吉なものや幸せを祈るものがある。
僕が1番好きなのは愛を語る花。
いつかそれを渡して、貴方に気づいてほしいから。
僕の気持ちをわかってほしい。
空は明るく、曇り1つない。
空気は美味しく、暖かい。
風はゆっくり吹いていて気持ちがいい。
暑すぎず、寒すぎない気温。
今日は最高の天気だ。
気持ちが落ち着く、嫌な事を全て忘れそうだ。
今日は仕事も休みだし、僕は外へ散歩へ行った。
外へ行くと僕はある場所へ向かった。
それは、花畑。
ここは色とりどりの綺麗な花があり、とても落ち着く場所だ。
🍫「この花綺麗だなぁ〜」
ヴネリィアが言いそうなセリフを吐き、僕は花を眺めていた。
その時、誰かが僕に話しかけてきた。
🔫「よっ、サイモン。」
タナーさんだ。
優しくて明るく、みんなに人気者の人。
僕より年上で、背も高い。
僕はそんな人に恋をしている。
失恋して泣いていた僕に優しく声をかけてくれたから好きになってしまった。
タナーさんは僕が何故ここにいるのかと聞いてきた。
僕は気分転換だよと言って、タナーさんにニコッと笑ったその顔を見せた。
タナーさんはそれを見て、「そうか、邪魔して悪かったな」と言ってその場から離れてしまった。
もう少しタナーさんと一緒に居たいけど、僕はそれを言わずタナーさんに手を振った。
いつもこうだ。
タナーさんに本当の事を言えず、いつも後悔ばかりだ。
花を渡せば、本当の事を伝えられるのかな?
そう思うのは毎日の事だった。
月日は経ち、5月の暖かい日。
僕は仕事休憩の時、ある所へ向かった。
花屋。
僕は花屋の扉を潜り、商品を見た。
🍫「マリーゴールド高いなぁ…」
僕は商品の値段に驚きつつも、色とりどりの花を買って花束を作ってもらった。
赤いチューリップ、マリーゴールド、コチョウラン、黄色のガーベラ。
これらは全て僕がタナーさんに伝えたいもの。
これらを花束に加えるのはどうかと思ったが、僕は全てを伝えれればいいやと思い花屋を出た。
日が落ちると仕事が終わり、僕はタナーさんを探した。
花束を持って、必死に走ってタナーさんを探した。
そんな頑張りが報われたのか、タナーさんを見つけた。
🔫「サイモンじゃねえか、どうしたんだ?」
🍫「実はね、タナーさんに渡したいものが…」
僕は花束をタナーさんに差し出すと、こう言った。
🍫「これ受け取ってください!」
タナーさんは花束を優しく持ち、「ありがとう、大切にするよ。」と言ってどこかにまた行ってしまった。
タナーさんに意味が伝わったか分からない。
でも、僕はそれはもうどうでもいい。
今のこの状況に満足しているから。
僕とタナーさんは7月頃に付き合った。
理由は分からない。
けど、好きな人と一緒にいられて僕は幸せなんだ。
🍫「今度何が欲しい?」
🔫「うーん、そうだなぁ…」
タナーさんは少し悩んだ後、ニコリと笑ってこう言った。
🔫「花束、お前が選んだ花束が欲しい。」
コメント
6件
ジェヴィタナよければ書いて欲しいです!!!フォローします!!
投稿感謝です、!あんな雑なリクエストだったのにこんなに最高な作品にして頂き…何と言葉にすればよいか…花言葉、あまり知りませんでしたがそのような意味があるのですね……、