駄目と判っていても

太 中

表し方↓

中原中也↪︎中

太宰治↪︎太

先生↪︎先

もぶ↪︎も

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来てしまった、席替えの日が…

俺の今の席は最高に近い。廊下側の1番端、1番後ろ、前には仲良い奴、隣は頭が良く、俺とも喋れる奴。こんな最高に近い席から離れたくないが仕方ない、来てしまったらするしかない。他のクラスは先生が勝手に決めたり生徒の希望を聞き其れに寄り添い先生が決めるクラスもある。俺のクラスの先生は面倒臭いと云い適当にくじとなった。

先「次、中原引け〜」

中「お！！！いい席来たぜ！！」

も「は？！お前どこだ！」

なんと俺の席は1番窓側1番端1番後ろと云う最っ高の席だ。之で前が太宰なら幸せだなぁ、あ、隣が仲良い奴だともっと最高だ。

先「次、太宰引け〜」

太「お、僕の席は此処か、」

太宰の席は一体何処か、其ンな事を考える暇もなく太宰は俺の前の席に座った

太「僕此処だから宜しくね〜」

「あ、話し掛けてくれていいし、勉強教えよっか？」

「後、授業詰まらないから寝ると思うけど其の時は起こしてね〜」

一気に云われると混乱するが要するに勉強教えてくれたりするが授業中寝てたら起こせと云う解釈で良いな。

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結局俺の隣は頭良く、運動はそこそこだが俺とは仲良さげな奴が来た。俺は本当に運に恵まれてると思う。

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太宰視点

中也の席良いなぁ、願うなら前か隣、さぁ僕の番だ。

嘘…本当に良いのかな…！中也の前だ！

あ、でも中也に頼まないといけない、

「授業詰まらないから寝ると思うけど其の時は起こしてね〜」

僕からしたら授業は迚詰まらない

何故此ンな問題も分からないのか不思議だ

中也が分からないのは可愛いから何も不思議じゃない。異論は認めない

次の席替え迄、いや、次の席替えすらも楽しみだ。

此場所なら中也と放課後も部活が無ければ勉強を教えたり一緒に出来る幸せだなぁ、中也は如何思ってるんだろ、今度聞いてみよ！

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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500