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以前助けてくれた男の子に、小学校の文化祭に誘われた。その学校は小中一貫校で、小学校の文化祭でも外部の人を招いて盛大にやるみたい。行ってみたら、その子のクラスはお化け屋敷の出し物だったの。でも、私のことを変態さんだと思い込んでいる子どもたちにも見つかっちゃって。ううっ、どうしよう……。

「お化け屋敷なんて珍しいね」

私は話題を変えたくてそう言った。

「うん。うちのクラスは喫茶やってるんだけど、人手が足りないから手伝ってって言われちゃって」

「そうなんだ」

どうやらこの子はお化け屋敷をやるクラスの手伝いをしていたらしい。

「露出狂のお姉さんは、特別こっちだよ」

ええっ! 私だけ別ルートなの!?

「大丈夫。ちゃんとお化け役もいるから」

そういう問題じゃないんだけど。もう、この子たちにはすっかり露出狂の変態女だと思われてる……。やだなぁ。しばらく歩くと、行き止まりになった。

どうしよう。戻ろうかな、と思った瞬間、壁中から無数の手が出てきた。きゃああ!!

私は叫び声をあげて逃げようとしたけど、すぐに捕まってしまった。全身に冷たいものが触れる感覚があって、私は怖くなった。でも、まわりの壁からは笑い声が聞こえてくる。私は恐る恐る目を開けると、小さな無数の手にあちこち掴まれていた。「きゃあああ!!」

私は必死で抵抗するも、全く身動きが取れない。しかもその手は、私を動けないように押さえる手と、服を脱がそうとする手に分かれていた。まずい! このままだと脱がされちゃう! 

「やめてぇ!」

私は叫ぶも、周りの壁に反響してむなしく響くだけだった。上着が脱がされ、ブラが外され、そしてついにスカートに手がかけられた。だめ、それだけは……!

私は思いっきり暴れるも、結局パンツごと下ろされてしまった。ああっ、こんなところで裸にされてしまうなんて……。(続く)

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