テラーノベル
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真夏の東京、コンクリートが熱を吐き出す午後、結は制服の裾を指で摘みながら、路地裏の古びた自販機の前でじっと立ち尽くしていた。額にはじっとりと汗。呼吸が浅くて、太ももの内側に感じる疼きは、もう何度目だろう。
彼女の体は年中無休で発情していた。胸の先端は、下着越しにすでに硬くなっていたし、パンティは濡れて肌に張り付き、歩くたびにぐちょりとした音を立てて自己主張する。指を挿れただけで深イキしてしまうほど、結の体は常に臨戦態勢だった。
「はぁっ……うぅ……」
足をぎゅっと閉じても、押し寄せる波は止められない。誰かに、ぐちゃぐちゃにされたい。めちゃくちゃに突かれて、奥でドクドク注がれて、そうやってしか収まらない、体の疼き。
その時だった。
「おい、嬢ちゃん、こんなとこで何してんだ?」
低くて滑らかな声。振り返った結の視界に飛び込んできたのは、背の高い男だった。切れ長の目に、サラリとした茶髪。白シャツのボタンは二つほど外れていて、鎖骨のラインがあらわだった。
「……は?」
不意に目が合った。その瞬間、脚の間がズキン、と脈打った。
男は笑った。嘲るような、でもどこか愉しげな目つきで結の全身を舐め回すように見た。
「びしょびしょだな、お前」
ぞわりとした羞恥が背骨を駆け上がる。しかし、それと同時に、彼の視線が体の奥を抉るように感じられて、結は無意識に太ももをすり合わせた。
「な、何、言って……っ」
「股、閉じてももう遅ぇだろ。濡れてんの、匂いでバレバレ」
口調は下品だが、どこか王子様のような気品さえ滲んでいた。まるで女を見下ろすことに慣れている、選ばれしクズ。結の鼓動が跳ね上がる。心じゃなく、膣が。ジュクッ、と音がしそうだった。
「名前は?」
「……ゆ、結」
「俺は涼。名前くらいは覚えとけ。これから毎日、中に出す相手だ」
「っ……っぁ、え……?」
涼の手が、するりと結の顎を持ち上げた。指先が熱い。見下ろすその目は、完全に彼女を所有物として認識している瞳だった。ゾクリと背筋に快感が走る。背徳の味がした。
「服、脱げ」
「ここで!? 外、だよ……!」
「だから何だよ。お前、見られたいんじゃねぇの? ほら、乳首透けてるぞ、制服の下でピンピンになってる」
「う、うそ……っ!?」
涼は躊躇なく手を伸ばし、結の胸をぐっと掴んだ。下着越しでもわかるほど、先端が硬く尖っていた。彼の親指がそこをなぞっただけで、結は膝が笑った。
「あ……あ、や、っ……!」
「なあ、結。お前、自分がどんだけいやらしいか、自覚してるか?」
「ちが……っ、や、そんな、ことっ……んんっ!!」
キュゥゥゥン……
乳首を捻られて、腰が勝手に跳ねた。口から漏れた声は、色を含んだ吐息となって湿気た空気に溶けた。
涼は笑った。それはもう、完全に獲物を手にした男の笑みだった。
「よし、決まりだな。今日からお前は、俺専用のオナホだ。文句あるなら、体で黙らせてやる」
その言葉が雷のように脳髄を貫いた瞬間、結の膣がキュッと締まった。ずっと求めていた、“それ”だった。支配されて、弄ばれて、出し入れされて、精液で膣内を満たされる、そういう存在になりたかった。
初めて会ったばかりの男に、心も体も奪われた。
だが結は、もう抗えなかった。いや、抗いたくなかった。
「……うん、お願いします……っ」
制服の前を、自分の手で外した。
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