彼との出会い。それは2年前
高校1年生の時のこと。
新しい教室に着き、特に話す人も
いなかったため 一人で席に座っていたら 、
佐野 『え、太智も2組なん…?
うわ、最悪。また 、一緒かよー、、』
塩﨑『はぁ、? ええやんか!!』
佐野 『えぇ、?嫌だよ…、お前うるさいし、笑』
俺の席の周りでいかにも モテてます。
っていう顔をしてる人が騒いでいた 。
俺の周りで騒がないでほしい。
明らかに陽キャだし、
関わりたくないタイプだわ。
そう思っていても、運悪くその人は
俺の隣の席で。
佐野 『なぁ、お前名前何、?』
その人は席に着くなり誰かの名前を
聞いていた。ご苦労さまです、
そう思いながら本を読んでいると 、
佐野 『なぁ、君だよ、君。』
そう言って、その人は俺の肩を
ポンポンと叩いて知らせた。
山中 『ぇ、俺…、ですか、?』
佐野 『ふは、笑 そう、お前。』
『他に誰がいんだよ、
おもしれーなお前、笑』
彼の第一印象は最悪だった。
だけど、それ以前に彼は きらきらな
太陽みたいな笑顔が特徴的で。
彼は佐野勇斗と言うそうで。
あれから意外にも仲良くなった。
佐野 『柔太朗 ー 、』
山中 『なに、笑』
佐野 『ここ、まっじで分からん、笑』
山中 『どこ、笑 でも俺よりㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤはやちゃんのほうが頭良いでしょ、笑』
そう言って また距離が縮まる。
勇ちゃんの顔が真近くにあって。
心臓が、胸が、高鳴る。
ドクッドクッ と 。
顔が熱くなって、その温度で
溶けてしまうような。
出会った時から 、
貴方に見惚れていたのかもしれない。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!