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—— 病院 ——
— 医者:
……ちぐささん、意識ははっきりしていますね。
— ちぐさ:
……はい。
— あっきい:
先生、ちぐちゃん大丈夫なんですよね?
— 医者:
検査の結果をお話しする必要があります。
ご家族、もしくは付き添いの方も同席してください。
— ちぐさ:
……っ。
(嫌な予感が、胸を締めつけた)
— まぜ太:
俺ら付き添いだから、問題ないですよね。
— 医者:
ええ。
(静かな診察室。空気が張りつめる)
— 医者:
……ちぐささんは、以前から心臓の病気を抱えています。
現在の状態だと、予断を許さない状況です。
— あっきい:
……え?
— ぷりっつ:
ちぐ……?
— けちゃ:
それ、どういう……。
— 医者:
治療は続けますが、長期的な管理が必要になります。
— ちぐさ:
……言わないでほしかった……。
— あっきい:
ちぐちゃん……?
— まぜ太:
……ちぐ、なんで今まで言わなかったんだよ。
— ちぐさ:
……言ったら、
みんなに迷惑かけるって思ってたから……。
— ぷりっつ:
迷惑って……俺ら仲間だろ。
— あっと:
ひとりで抱え込む必要ないんだよ。
— けちゃ:
ちぐ、怖かったでしょ。
(ちぐさの目から、ぽろっと涙が落ちた)
— ちぐさ:
……怖かった……。
みんなと一緒にいられなくなるのが……。
— あっきい:
……ちぐちゃん。
(あっきいは、そっとちぐさの肩に手を置いた)
— あっきい:
だったらさ、
離れないで一緒にいればいいじゃん。
— まぜ太:
そうだよ、ちぐ。
逃げるなら、俺ら全員で一緒だ。
— ぷりっつ:
ひとりで泣くなって。
— あっと:
これからは、ちゃんと頼れ。
— けちゃ:
ちぐは、ひとりじゃない。
(その言葉に、胸の奥があたたかくなった)
— ちぐさ:
……ありがとう……。
(秘密は、もう秘密じゃなくなった)