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アオイorigin


私は伊之助さんのことが好きだった。

蝶屋敷来たての頃は


伊之助「アオコ!!天ぷら!!」


アオイ「うるさいです!!まだ他にもやることがあるので後にしてください!!それとアオコではありません!!」


すごくうるさくてうざくて嫌な人だとしか思えなかった。

だけど私が心を奪われたのは…


アオイ「(あれ…髪飾りがない…どうしよう…)」

ある日私は命と同じくらい大切な胡蝶様から頂いた髪飾りをなくしてしまったときがあった。


伊之助「お前どしたんだ?」

通りすがりの伊之助さんが話しかけてくれた。


アオイ「胡蝶様から頂いた髪飾りが見当たらないんです…!とても…大切な物なのに…!」


伊之助「それ何色だ」


アオイ「青色」


伊之助「んじゃあこれか?」

と伊之助さんが手に持っていたのは間違いなく私の髪飾りだった。


アオイ「それです…!」


伊之助「俺がつけたる」

と伊之助さんは私に近づき手慣れた感じで付けてくれた


アオイ「伊之助さん…」


伊之助「その髪飾り俺のベッドの下に落ちてたぞ」


アオイ「伊之助さんのベッドに…」


伊之助「もうなくすなよ」


アオイ「…はい」

この時だけは伊之助さんの「なくすなよ」に同感してしまった。

私はこの時一瞬にして伊之助さんに心を奪われた。

そこから数日は伊之助さんと絡むことが多くなった。

とても楽しかった。

けど


氷彗さんが来てから伊之助さんは氷彗さんとしか話さなくなった。


なんなら影で伊之助さんは氷彗さんのことが好き、という情報まで聞いてしまった。


私の恋は終わった。失恋したんだ。


でもまだチャンスはあると思った。伊之助さんのことだし少しキュンとさせれば氷彗さんではなく私の方に目を向くのではないかと思った。

けどもう時は既に遅し、胡蝶さんは…もう伊之助さんと氷彗さんを応援していて、昨日伊之助さんは氷彗さんに告白したのだと。

私は応援できずにいた。周りの皆はすごく祝福していたけど私は苦笑いしかできなかった。


「(なんで私って毎回こうなんだろう)」

本当は剣士になって鬼に苦しめられている人を助けたかった。けどそれも叶わないで恋も叶わないで…私…


氷彗「アオイちゃん、?」

なんで…今会いたくなかったのに…


アオイ「な、なんですか?」

少し素っ気なく返してしまった。

伊之助さんの彼女なんだから伊之助さんのところに行けばいいのに。


氷彗「アオイちゃん伊之助くんのこと好きだったよね?」


アオイ「え、?」

貯めていた涙がすごくこぼれ落ちそうだった。



氷のように冷酷な私

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