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時は22XX年
科学技術が発展し、仕事は全てAIがする時代
特に日本は技術力がずば抜けており、それをめぐって様々な国は日本の科
学製品を奪い合い、自分のものにしようと戦争を繰り返していた
今まで対抗してきた日本も、限界を向かえるこの頃
ある開発チームが立ち上がった
「殺戮AIを作るプロジェクト」
この開発が成功すれば、日本は救われ、平和が訪れる
戦争もなくなり、人々は血を流さずに済む
誰もがそう信じて開発を待ちわびていた
開発は順調に進んでいるかに思われた
しかし、どこから情報が漏れたのか、この開発を知った国が次々に日本に攻め入った
真っ先に、開発を進めていた拠点が狙われ、開発者の中にも死者が出た
その中の一人
「花本 愛」
彼女は開発に最も貢献していた開発者の一人だった
そして、最も貢献していたもう一人
「兼盛 雫」
彼女は愛の友人だったため、愛の死を人一倍悲しんだ
その後、兼盛雫は狂ったように開発に打ち込んだ
本人曰く、「愛との約束を守るために、何が何でもこの開発を成功させなければいけない」のだそうだ
そして、長い月日をかけて開発は成功した
はずだった
ここから先は、私にはわからない
データがここで途切れているからだ
開発は成功したのか、殺戮AIがどうなったのか
私には知る由もない