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お母さんの話を聞くとこの国は、クアルトドット王国と言うらしい。他の国よりも農業が盛んだが、海に面していない、内陸国なので漁業はできないだとか。これだけ聞くとしょぼく感じるが、最大の魅力として、どの国よりも魔法の技術が高いことが長所となっている。まあ、今は魔法の事は置いといて、この国には3大貴族と呼ばれるものがあった。しかし、その一柱である、クィアトベル公爵家が没落し、残った3大貴族は、ローアンゼルク侯爵家と、セリバルトネス侯爵家の2つとなった。今では2大貴族と呼ばれているが、何か語呂が悪い為、二つ名が何個かあったりもする。てか、もうそれ、二つ名ちゃうやんけ、て、ツッコミたいが、これはツッコンじゃいけない類なのでツッコマないでおく。で、これがその他の貴族とその紹介の資料である。ちなみに、爵位の高い順から載せてあるからね。
セリバルトネス侯爵家:クアルトドット王国の2大貴族の一柱で、財力が半端ない。現当主は、先代の国王の剣の弟子で、王に忠誠を誓っている。現当主には娘が一人おり、今、クアルトドット王国の第一王子との婚姻も進んでいる。
ローアンゼルク侯爵家:クアルトドット王国の第2貴族の一柱で、貧民などの支援などの、国民からの信頼が厚い。現当主には娘がおり、特にそれ以外で目立ったところは無く、勢力争いからも一歩引いている。
アーマイディ侯爵家:クアルトドット王国の侯爵家で、3大貴族の座を狙っている貴族の一人。息子が二人おり、ローアンゼルク侯爵家の娘とどうにかして婚姻を結べないか、色々な手を尽くしている。しかし、息子二人はローアンゼルク侯爵家の娘と歳が離れすぎている為、婚姻は難しいものだと考えられている。
カルスバスト辺境伯家:クアルトドット王国の辺境伯家で、変わり者の貴族。勢力争いには参加せず、少々マニアックなところがある。娘が一人居て、私と同い年。一応、辺境伯だが、他の伯爵などのほうが有名だったり、高い地位についてたりする。可哀想な辺境伯。何処にも属していない、独立貴族。(仲間に入れてくれない。)
ウィルカルファ伯爵家:クアルトドット王国の伯爵家で、伯爵の中でも有数の貴族。あの可哀想な貴族である、カルスバスト辺境伯より、有名。セリバルトネス侯爵家の筆頭傘下。少しでも、有名になりたいと、先走るおバカ貴族で、私より一つ年上の息子が一人居る。そして何故か、ハーディナイツ伯爵家を目の敵にしている。
ハーディナイツ伯爵家:クアルトドット王国の伯爵家。何処のグループ(貴族の派閥)にも属していない、独立貴族で、ウィルカルファ伯爵家から目の敵にされている。息子が二人と、娘が一人居る。そのうちの息子の一人が私と同い年。あんま、有名じゃ無いけど、一応説明しとくかー、って感じの貴族。ある意味、カルスバストと似た者同士。何故紹介したかと言うと、何かカッコ良さそうだから。
ミルフォルド伯爵家:クアルトドット王国の伯爵家で、娘が一人に息子が一人居る。娘の方が私より一つ年上で、儚げな美貌をもつ、美少女。周りの貴族のボンボン達がアプローチを続けているが、現当主がそれをめっちゃ拒否っている。だが、その中でしつこいのが、アーマイディの次男坊。家からも反対されて、ミルフォルドからも拒否られてるのにすっごい精神力。逆に尊敬しちゃうね。
ここから普通な伯爵家の資料。
ガルスファナ伯爵家:セリバルトネス侯爵家の傘下。
ヴァインヒス伯爵家:独立貴族。
コーデリアス伯爵家:ローアンゼルク侯爵家の傘下。
ズィースター伯爵家:元、クィアトベル公爵家の傘下だった。
ヘルフレア伯爵家:元、クィアトベル公爵家の傘下だった。
サイスタン伯爵家:セリバルトネス侯爵家の傘下。
メラソルフィア伯爵家:セリバルトネス侯爵家の傘下。
タイハルナス伯爵家:元、クィアトベル公爵家の傘下だった。
ここから有名な子爵の資料。
ゲーティスア子爵家:独立貴族。
ホーウェンソー子爵家:元クィアトベル公爵家の傘下で、何かほーれん草みたいな名前。
フェルハイガ子爵家:ローアンゼルク侯爵家の傘下。
マルティネア子爵家:セリバルトネス侯爵家の傘下。
ネイビーシル子爵家:独立貴族。
コルストン子爵家:セリバルトネス侯爵家の傘下。
テイスティット子爵家:ローアンゼルク侯爵家の傘下。
シャルドネン子爵家:元クィアトベル公爵家の傘下。
キルケトル子爵家:独立貴族だが、ローアンゼルクと仲が良い。
〜例外として、私の家〜
バルサイン子爵家:元、クィアトベル公爵家の傘下で、私の家。傘下としては一番下ら辺だった。
ここから有名な男爵家と準男爵家の資料。
ノスウォール男爵家:娘が希少魔法の星光魔法を使えたことで有名になった貴族。セリバルトネス侯爵家の傘下。
ソルベルト準男爵家:先代ソルベルト当主が書いた小説が称され、準男爵の地位を与えられた、努力家。独立貴族。
こんなところかな。その他もろもろあるんだけど、今回はこんだけで勘弁してくれた。でも、お母さん、3歳児にこれは苦では?まあ、覚えたけど!で、次は王国の流行ですか。あー、そうですか!
・今年はソルベルト準男爵家が出版している、「ソフィーの事件簿」が再流行。
・今、社交界などお茶会などの話題では、他国である、ノルシュティン王国の話題。内容は、3年前に起きた第2王女が第3王女を毒殺しようとした疑いで公開処刑されたこと。はっきり言ってそんなこと話して楽しくないでしょ。
で、次は……無い?お…わり?
「え、終わり?」
「ええ、良く頑張ったね。」
外を見ると夕焼け空になっていた。そうか、もうそんな時間になっていたのか。
「ふう、よかった。もう、しんじゃうかとおもった。」
本当に良かった。マジで死ぬかと思った。てか、私こんな短時間で覚えるなんて凄くない?流石、私。だから、朝起きたら全部忘れちゃったとかよしてほしい。
「大丈夫!明日もおさらいするから!」
「……ですよね。」
私は気付いていなかった。私がしんじゃうかとおもった、と言う言葉にかえされたのが、大丈夫!ではなくて、朝起きたら全部忘れちゃったとかよしてほしいの、返答だったとは……←(ただの母の偉大さが発揮されただけ)