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あの子が来た.
でも遅れてた.
それを見て少し安心した、最低な自分が、
瞳の前に居た.
でも。嫌なことが起こるには変わらないこと.
っていうのは、もう把握済みだった。
そして、先生から ある怖い言葉が
放たれた。
『バス停まで歩いてください. 友達と行こうが、それは自由です. ですが、ちゃんと吹奏楽でまとまって行動してください。』
だと、言ったのだ.
普通の言葉だ。
普通の言葉で、嬉しい言葉.
そう、思いたいのに.
思えなかった.
毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回、毎回.
“あの子” っていう苦しい言い訳の糸がぴんと張る.
“あの子”が着いてくるから.
“あの子”が近くにいるから.
“あの子”だから。
全部、”あの子”って言うんだよ.僕っていう人は.
バス停まで、集まって行動する準備が始まる.
靴箱まで向かう人. もう既に玄関まで出てる人.
人の種類は沢山だった。
その中。私は論外の種類。
恐怖を体感している人間. の部類.
大体、楽しい人間 とか、嫌がってる人間 だったら
楽でしょう.?
でもそれとは違う。論外なんだ.
頭の中で、暗い郡青が広がっていく中でも、
ぼくは唯一の友達に声をかけた.
「ねぇ.一緒に行こ。怖いから…いいかな、?」
そう言った.
ぼくは恵まれている ようだった.
『いいよ〜!怖いんだね〜、』
って、共感してくれた.納得してくれた。
きっと、ぼくの心の枯葉が一個落ちた.
楽になったんだ。って 分かった.
玄関を出て、相談に乗ってもらったり、
話をしていたら、
後ろから、足音が早足で近づいてきた.
どたどた と、
壊れた時針のように早かった.
後ろから、
わっ! って、されたんだ.
普通だったら、驚いて、軽くで済ませる.
でも、ぼくは違かった.
心が酷く震えて。正常な状態を保てないほどだった.
あの子が言った.
『あはは、!ごめんびっくりした?』
“ びっくり “どころでは無かった.
恐怖に変わっている. って、言いたい.
今までの嫌だったこと。別れたいこと。
話したい.
でも心の中では、その思考はただの埃.
この思考が役に立って、誇りになると思う?
埃は誇りに思うよ. でも、ぼくには埃になるだけ。
って言っても. 馬鹿にされるだけ.
だから私は、ここに書く.
ここに残す. この事を. 生きていたっていうことを.
辛かったこと. 死にたいって思うこともあった。
消えたらどうなるんだろう.
次は後悔しない人生がいいなって。
でも、生きているから 辛かったことを話せる.
書ける. 動ける。
そう思った頃には、既にバス停の前に立っていた。
コメント
1件
ああもう、これ読んでて胸がぎゅーってなったよ…😭💔 「あの子」って言葉が何度も出てくるたびに、心臓がドキドキしちゃった。特に「恐怖に変わってる」って言いたいけど言えないもどかしさ、すごく伝わってきた…。 でも最後の「生きてるから話せる、書ける、動ける」ってところ、ほんとにほっこりした。埃だって誇りになれるんだね…🥺 病み人さんのリアルな感情がひしひしと伝わる、大切な一話だと思いました。次も読みたいです!
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