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1 - #1 『いつも通り』

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2024年10月14日

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?? 「あ〜、明日雨だって!天パの俺には最悪な日だ〜!」

隣の席の子が、そう口にする。



sn「おぉ?!これは明日ブロッコリーぺいんとさんが見られるってことか…!」


pn「いや毎日ブロッ…って言わせんな!」



隣の席の子。


彼は僕の友達の「ぺいんと」さんだ。


彼は僕の唯一の友達。


だから、僕は彼しか友達がいない。


それは、彼もそうだった。



pn「…ねぇねぇ!高校どこ行く?!」



不意にそんなことを聞かれた。



sn「…高校、は…普通に近くのところですかね?」


pn「え!何校何校?!」



A高は数学が強いところ。


B高は英語が強いところ。


C高は運動が強いところ。


その中で言うと僕は…



pn「やっぱB高だよ_______」


sn「A高…かな。」


pn「やっぱA高だよね!!!!」



個人的には、今ハマっているゲームがある。


マインクラフト。


それはコマンドというものを組めば


自由自在に遊べることができるゲームだ。


まぁ、普通に他の遊びもあるけど…


でも、その”遊び”を作りたい。


その”遊び”を作るためには、数学がわからなきゃ。


まぁ確かに英語もわからなければならない…が。


基礎力は身についていればオッケーだと思っているので


A高にするしかないと思う。


…運動は、絶対に嫌だし。



??「ねぇ。」



後ろから声をかけられる。



pn「っあ…」



ぺいんとさんが微かに声を漏らす。


僕は声を聞いただけでわかった。


この声は…



kr「朝会あるから並んで。」



怖いと噂されている、”生徒会長”。


「クロノア」さんだ。

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