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先程のつずきかな…とおもってますが。
途中までにてます!!
これまでためて書いておいたものを今からバンバン出していきます…(*´σー`)エヘヘ
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紅柱:雪紅(ゆあ)
氷柱:童磨
――柱二人、距離感は氷点下――
童磨:
「おはよぉ雪紅〜。今日も元気そうだねぇ」
雪紅:
「…………(無視)」
童磨:
「え、聞こえてない? それとも照れてる?」
雪紅:
「……朝から視界に入るな」
童磨:
「ひどいなぁ。柱同士、仲良くしようよ」
雪紅:
「仲良くした覚えは一度もない」
柱稽古の朝。
紅の呼吸・柱 雪紅(ゆあ) は、黙々と刀を磨いていた。
そこへ、毎日欠かさず現れる厄介者が一人。
氷の呼吸・柱、童磨。
童磨:
「ねぇねぇ、今日の任務一緒なんだって?」
雪紅:
「……聞いてない」
童磨:
「今聞いたじゃん」
雪紅:
「却下」
童磨:
「即答だねぇ。でもさ、隊士がもう手配済みなんだよ」
雪紅:
「……チッ」
舌打ち一つ。
それでも任務を放棄しないのが、雪紅という柱だった。
山中、鬼の気配。
童磨:
「結構数いるねぇ。寒くなってきたし、凍らせちゃおうかな」
雪紅:
「勝手にするな。連携を——」
童磨:
「はいはい、氷の呼吸 弐ノ型」
雪紅:
「人の話を——!」
氷の花が舞い、鬼の動きが止まる。
雪紅:
「……紅の呼吸 参ノ型
朱血・返し刃」
凍った鬼の頸が、紅い閃光で落ちた。
一瞬の静寂。
童磨:
「ねぇ、やっぱり君と戦うの楽しいなぁ」
雪紅:
「私は楽しくない」
童磨:
「え〜? 息ぴったりだったじゃん」
雪紅:
「たまたま」
童磨:
「照れてる?」
雪紅:
「黙れ」
任務終了後。
童磨:
「ねぇ雪紅」
雪紅:
「まだ何か」
童磨:
「君さぁ、俺のこと嫌いでしょ」
雪紅:
「……嫌い」
即答。
童磨:
「そっかぁ」
少しだけ、間があった。
童磨:
「でも俺は好きだよ。
毎日話したくなるくらい」
雪紅:
「意味がわからない」
童磨:
「分からなくていいよぉ」
雪紅は歩き出す。
振り返らずに、言った。
雪紅:
「……ついてくるな」
童磨:
「はーい」
ついてくる足音。
雪紅:
「……斬るぞ」
童磨:
「それも好き」
今日も距離は縮まらない。
それでも、二人は柱として並び立つ。
氷と紅。
最悪で、最高の相棒だった。