この作品はいかがでしたか?
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連載1個も終って無いのに、別シリーズ出しちゃうバカです(バカCO)
今回は「奇病」?シリーズでやっていきまーす!
花咲病とか星涙病的な?
あんま詳しく無いので、オリジナルの設定とか入れていくかも知れません。
(大体はweb参考)
主人公はルーレットで決めていきます^^
今回の主人公は↓
初手で最推しを引いてしまった…。
・嘔吐表現
・この先タヒネタありかも…?(この話には❌)
・何でも許せる方向け!
ではどぞ、
*花吐き病**
片思いを拗らせ、辛い思いをすると発症する。
その時の心情に応じて、吐く花が変わる。
両思いになる事のみで完治。
その証に、最後に‘‘白銀の百合‘‘を吐く。
ーーーーーー
shk . side
きりやん、
kr「シャークん一緒帰ろ!」
shk「うん!帰ろー」
きりやん…きりやんッ
kr「ぶるーく…wお前何してんだよぉ、w」
br「えへへ〜…やっちゃったw」
ねぇ…きりやん、?
kr「きんとき〜!! ギュー!」
kn「おい、離れろ!w 暑苦しいなぁ…笑」
………
shk「きりやん…ッ…/グスッ」
shk「俺の事だけみてよ……ッポロポロ」
shk「…ん゙ッ、!?」
ゴホッ…ゲホッ
…
shk「……………………花、?」
俺の手に
今にも消えてしまいそうな‘‘アネモネ‘‘の花弁が
儚く舞い落ちた。
ーーーーーー
shk「きりやん…今日は一緒に帰れる…?」
kr「え…えと!今日も無理かなぁ…」
kr「ごめんね、明日なら行けるかも!」
shk「そ、か……ッ」
俺はきりやんに恋をしている
でもこれはきっと叶わない恋。。
shk「最近は一緒に帰ってくれないし……」
想い人であるきりやんの席につき、
窓の外を眺める。
サァー…
ひんやりとした風が、火照った頬に優しく触れて心地よい。
ふと、窓の外にきりやんの姿が見える。
shk「ぁ…きりや、ッ」
幸せそうに微笑むきりやんの隣には、彼の親友である、きんときが居た。
ズキッ…
あぁ…きりやんの隣は、きんときの居場所なんだな…、自然と俺はそう悟る。
kr「…ぃ!言ったなぁ〜!ギュー」
kn「ぉ…え抱きつくのやめろよw…ぃ…の!」
kr「た…ぃwごめんごめんw」
途切れ途切れだが、聞こえてくる2人の会話からは、仲の良さが伺えた
shk「…あの2人ってすぐハグするよなぁ…w」
イライラ…
shk「…ッんぐッ…」
ゲホッゴホ…!
shk「はぁ…今日も吐いちゃったぁ…ッポロポロ」
今日は真っ赤な‘‘シクラメン‘‘。
ーーーーー
…
kr「シャークん…?ほんとに大丈夫…?」
shk「ぅ…んッ…だいじょーぶッ…ニコッ」
kr「無理しないでね、?」
今は体育の持久走中。
俺は体力があまりある方では無いので、こうやってきんやんが毎回気にかけてくれる。
それが嬉しくて、無理しちゃうんだけど。
shk「ぁ…でも ちょッ…と」
shk「……ゃ、ば………フラッ」
kr「…シャークん…?シャークん!」
心配してくれてるんだ…優しいなぁ…
歪んでいく視界の中、そんな呑気な事を考えて、俺は意識を手放した ―
shk「…………ん゙…んッ…?」
kr「…あ、シャークん起きた?」
kr「きりや…?」
目が覚めると、見覚えのある天井が目に飛び込んできた。
ここはきっと……保健室のベッドなんだろう、
きりやんが運んでくれたのかな…/
shk「ごめん…きりやん、」
kr「謝らなくていいよ、ニコッ」
kr「シャークんはすぐに無理しちゃうから…」
kr「ちょっと心配だなw…ナデナデ」
shk「ん…//」
俺に触れるきりやんの手の暖かさに、心が締め付けられる。
kr「スッ…ごめん、俺もう行くね」
shk「ぁ…」
kr「ん?どした?」
shk「ぇ…や、なんでもない…ッ」
kr「そう? じゃあね!」
離れていく暖かみを恋しく感じながら、きりやんの背中を見送る。
shk「きんときの所行くのかな…、、」
きりやんに気持ちを気付かれもしないまま、この恋は終わってしまうのだろうか。
shk「それはやだなぁ…ッ」
shk「…ぁ゙ッ…」
ゴホッ…カハッ
shk「もうやだ…ぁ゙…グスッ」
今日は、小さな”リナリア”。
ーーーーー
こんなに苦しむぐらいなら、
この関係に終止符を打ってしまおう。
shk「………きりやん、」
kr「ん〜?なに〜?ガサゴソ」
shk「もう…俺等関わらないようにしよう」
kr「…は?…………何の冗談ッ…」
shk「冗談じゃない…!ずっと考えてた事だから、」
kr「…ッそんなの嫌だって!!」
もう…期待させないでよ、
shk「もう決めた事なの、」
kr「ッ…シャークんなんで…?」
あぁ…そんな悲しい顔しないで、?
shk「ごめッ…ゴホッ ケホッ」
パラパラ
shk「ぁ…」
見られてしまった。こんな醜い姿を。
kr「…………は、な?」
shk「ッッ!!ダッ」
kr「あッ…シャークん待って…!」
kr「……”ラズベリー”、?」
ーーーーー
あの場から逃げ出して、しばらく経った。
もうきりやんは帰っているだろう、そう思いながら自分の荷物を取りに、教室へ足を運ぶ。
案の定、教室にきりやんの姿は無かった。
shk「ッ…これでいいんだッ…ポロポロ」
カサッ
shk「……ん?…なに、この箱…」
shk「手紙も……ぇ、きりやんから、?」
俺は手紙に一通り目を通し、さらに、箱の中身も確認する。
shk「これは……ッ ダッ」
shk「きりやんッ……!!ポロポロ」
ーーーーーー
俺は走った。
なりふり構わず、とにかくきりやんに追いつきたくて…その気持ちだけだった。
走り出す前、校門辺りにきりやんの姿が見えていたので、そう遠くにはいないはず。
shk「はぁッ……」
shk「ぁ…きりやんいたッ!」
shk「きりやん!きりやん…ッ!!」
そう叫んでも、彼の耳には届かない。
そうこうしてる内に、きりやんが見えなくなってしまいそうだった。
shk「ッ………………スゥー」
shk「きりやぁぁぁぁ〜んッ!!!」
kr「ビクッ……ㇸ?シャークん…?」
あぁ…こんな大声を出したのはいつ振りだろうか。
いつでも俺は諦めがちだったから…、
でも今回は違う。
ひたすら、気付いて欲しくて
この気持ちを、伝えたくて。
恥ずかしさなんて、1mmも感じないくらいに。
shk「きりやん…ッ!ギュー」
kr「シャークん、!?…なんで…ッ」
shk「これ、ぇ゙…ッ!」
そう言って、俺はプレゼントであろう、箱を見せる。
shk「これッ…俺の、誕生日プレゼント…ッ?/」
kr「ッ…そうだよ、ニコ…直接渡すつもりだったんだけど、」
shk「お、れがッ…!グスッ」
kr「うん…最近一緒に帰れ無かったのもそのせい。」
shk「ッ…!」
そうだったんだ…きりやんは、俺の為にッ…
shk「………あと、手紙の内容…ッ」
kr「あ…見た…?/ 」
kr「せめて気持ち知っといて欲しかったから/」
shk「ッ………」
すごく………凄く自分が情けない…、
きりやんは、ちゃんと自分の気持ちを伝えてくれたのに…。俺は、俺はッ…!!
shk「きんやんッ…!」
kr「…なに?」
shk「おれッ………俺も好き!!///」
kr「………………ぇ?」
shk「今まで、ずっときんときが好きなんだって思ってて…ッ」
shk「ずっと…嘘ついてて…ッ!ポロポロ」
shk「ごめんなさい…ッ…/ ヒグッ」
shk「こんな俺でもッ…好きでいてくれる…?/」
kr「………ぃや、状態が理解できない 」
kr「シャークんが、俺を、好き…………ッ?」
shk「ぅんッ…大好き…//」
kr「ッ〜!!シャークーんッ!!!//ギュー!」
shk「わッ…!ドサッ 」
kr「嬉しい…夢みたい…//ギュー」
shk「ッまだ…好きでいてくれるの…ッ?」
kr「あったり前じゃん!!」
shk「ッ…!ギュー!」
嬉し過ぎて、ぽろぽろと涙が溢れ落ちる。
shk「ずっと……ッ好きだった!//」
kr「うん…ッ」
shk「めちゃくちゃ嫉妬もしてッ…//」
kr「そうなの…w」
shk「でもやっぱ…大好きでッ…!//」
kr「!…うん俺も!//」
shk「だから…ッ俺と付き合って下さい…!//」
kr「…もちろん!!喜んで!//ニコッ」
…
shk「……一回さ、座らない?//」
kr「え?…ぁーごめん!//」
shk「ん…//」
shk「ねぇ…あとこのネックレス、」
shk「付けてくれない?」
kr「…!いいよ!ニコッ」
カチャカチャ
kr「…ん!できた!……似合ってるよ/」
shk「ほんと?…良かったぁ…!//フニャ」
shk「ん゙ッ…ゴホッゲホッ」
パラパラ…
shk「ぁ……これ、は」
『”白銀の百合”』
自分の手に吐き出されたそれは、
この世の何よりも美しく見えたんだ。
ーーーーー
shk「きりやんまだかなぁ〜♪」
その後、俺達は付き合って同棲を始めた。
shk「あっ!ネックレス付け忘れてたぁー!!」
カチャカチャ
shk「…うし!完璧!✨」
これはあの時にきりやんから貰ったプレゼント。
今でも、毎日欠かさずつけている。
shk「ご飯作って待っとくか!」
今日も、俺の首元に”赤いバラ”が咲いている _
最後まで読んで頂き、ありがとうございます^^
ノベル初心者🔰過ぎてあれなんですけど、
暖かい目で見てくださると幸いです!
(最後の言葉は、バラのネックレスって事ね)
花言葉
アネモネ「儚い恋」「恋の苦しみ」
赤いシクラメン「嫉妬」
リナリア「この恋に気付いて」
ラズベリー「後悔」
赤いバラ「あなたを愛しています」
次のお話は、♡1000行ったら出そうと思います
高過ぎて行かないかも()
では、ばいばいー
コメント
27件
めっちゃいいッ!花言葉系いいですよね...! 花の種類も知らないのがあって楽しかったです! これはマジで全人類が尊敬し、称え、涙を流すと思います(個人の感想です)
最高でした!!花言葉で花吐き病と組み合わせる発想は、天才すぎます!! お互いのすれ違いからの解決がすごく面白くて ハッピーエンドになってよかったです!!
素敵なお話…! 赤い薔薇…! 赤い薔薇は、花言葉で、貴方が好き。という意味ですね!素敵です!