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俺の恋人…いや、友達のラトに初めて会った時ラトの翼の色は見たことないほど白い色をしていた。

俺達悪魔は一人一色の翼を与えられて生まれてきている。

先程言った『白い翼』は白と言うよりも白銀の方が

あっているだろう。白い翼は不幸を呼ぶ噂がある。


今日も、

ラトは浮かない顔をして『消えたい』と呟いていた。

違うでしょ?消えるべきはその白銀の翼の方だよ。

そう思って俺はラトに『記憶と引き換えに、』

『翼の色が変わるならそうしたいと思う?』と聞いた。

ラトは創った笑いを浮かべながら

「そうしたいと思います」と答えた。

俺が「そっか。」というと何故かラトは泣き出した。

十数分後泣き疲れて眠ったラトにそっと翼を

移し替えるために俺はとびきり大きい刃物を震える手で

背中に当て翼を切り落とした。

どんな色が似合うかな?…ごめんね俺に選ぶ力はないよ。

でも俺の黒色はきっと似合うよ。

さようなら。【また今度初めて会った】ら

素敵な翼だと笑顔で褒めてあげるよ。

隙だらけの背中に翼はない。大きな傷が残っているだけだ。

訳あって(分け合って)無くしちゃったんだと

少し前に言ったばかり。

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