ーーー青の家ーーー
桃「あんたら誰」
青「小学生低学年くらいかな?」
黄「小さいですね」
赤「でもなんか思ってたのと違くない?」
黄「ツン強めですね」
青「これからデレるでしょ」
桃「……」
赤「あ、俺ら桃ちゃんの……えと……」
桃「ここどこ」
赤「あ、ここは青ちゃんの家」
青「僕だよ。僕青、よろしくね」
桃「……誘拐?」
黄「違います!お母さんから預かったんです」
桃「………………ウソダロ」(小声)
赤「え?」
桃「別に……」
黄「あ、僕は黄っていいます」
赤「俺は赤!よろしく」
桃「………………」
(文字下線はボソボソっと話してます)
青「え?桃くん反抗期?」
黄「*早くないですか?*」
赤「*こんな大人びてたの?子供の頃*」
青「僕お母さんに甘えてたけどなぁ……」
黄「想像つきます」
赤「ねぇ、桃くん何かやりたいことないの」
桃「………………」
青「無視!?」
赤「ん〜、桃くんって初対面じゃ結構警戒するじゃん、それかなぁ?」
青「えぇ?話はするでしょ」
黄「あ、なら……桃くん!ゲームしませんか?」
桃「ピクッ…………」
青「ピクってした」
桃「…………して……いいの?」
黄「はい!もちろん!やりましょう!」
赤「みんなでやろっか!」
桃「……する」
赤「今の桃ちゃんなら勝てるかも!」
青「は?強!?」
黄「こんな昔から強いんですか!?」
赤「ちょっ、あーー!!」
桃「……クスクスッ、弱すぎ」
赤「笑った」
でも桃くんみたいな魔王笑いじゃない……
小さい笑い……そういえば子供になってから笑ってないな……
桃「ねぇ、もう1回やりたい」
青「いいよ、やろ!」
黄「はい、やりましょう!」
桃「!!……うん!」
(パァっと明るくなりニコッと笑う)
青「うぐっ……可愛いっ……」
黄「はい、可愛いです」パシャパシャ(連写)
桃「赤さんは?やらないの?」
赤「やるやる!次こそ負けないかんね!」
桃ちゃんにさん付けって変だなぁ
赤「んだぁー!負けたァァ」
青「っくぅぅぅー!!おしいっ!」
黄「桃くん強いですね」
桃「えへへっ」
青「もうこんな時間かぁ」
桃「ビクッ……はっ……帰んないと」
赤「え?」
桃「俺帰る、なんでここにいるか分からないけど楽しかった。じゃぁね」
青「まって!まてまてまて!」
桃「早く帰んないと……」
黄「桃くんのお母さんが桃君のこと僕らに預けたんです、用事があるからって」
赤「だから帰らなくていいんだよ」
桃「…………」
赤「桃くん?」
桃「母さんはそんな事しない……」
青「え?どうゆうこと?」
桃「俺の事なんて考えてない、用事があるから預けるなんて1回もしたことない」
黄「桃くん……?」
桃「……帰んないと怒られちゃうから」
青「だから帰らなくていいんだって」
桃「怒られるのは俺なの!あんたら嘘ついてんだろ!?ここに来た覚えないし……お母さんが俺を抱っこしてまでここに預けるとも思えない」
赤「っ……桃ちゃんよく聞いて」
桃「………………」
赤「桃ちゃんは今、30歳なの」
桃「…………は?」
赤「そんで今は、小さくなる薬を飲んで小さくなってるの」
桃「くすり?」
赤「そう、薬。そんで俺たちは桃ちゃんの仲間であり家族」
桃「なかま……?家族……?」
赤「お母さんに預かったってのは嘘、ごめんね。でもさっき言ったのは本当」
桃「俺……30歳まで生きてるの……?」
黄「はい、生きてますよ」
青「え、信じてくれるの?薬の事」
桃「……嘘ついてる目じゃなかったから……」
赤「そっか、ありがとう」
桃「じゃぁ、今帰ってもお母さんいないの?」
黄「はい、いませんし、怒られません」
桃「…………よか……た」(床にへたり込む)
赤「桃ちゃん!?大丈夫?」
桃「怒られないんだ…………」
青「そんなにお母さん怖いの?」
桃「ビクッ……別に……」
赤「…………」
そんな震える
ほどなの……?
コメント
2件
やばい、好きすぎる🫶✨ 桃くんのお母さんめっちゃ気になる、、 続き待ってます!!
最高か?