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るな
185
M.S
780
えれめんたる
44
「うん、トモくんはいい人そうでよかった。結構気に入られてそうだし」
気に入られてる?誰に…?
はっとして周りを見回す。
「ん?どうしたの?」
「いや…どこからか俺の女に、なんて来るんじゃないかと…」
「え?…ぷっ!あはは!そんなのないよ」
信じていいのか…?
「なんでそんなこと(笑)…あ、気に入られてそう、って言ったから?」
「ええ、まぁ…」
「ふ〜ん…、ちゃんと話も聴いてくれてるんだね」
「え?はい」
「トモくんは浪人とかした?」
「?してませんけど…」
「じゃあだめか…」
「何がですか?」
「お酒の相手」
ん、確かにだめだ…法律上は…
「あ、でも…」
アユさんはすっと小さく手を上げて
「だめだめ。飲ませた方が罪になるからね」
と言ったので、それ以上はやめておいた。
その後は学校のこと、バイトのこと、趣味、好きなこと、などを聞かれたと思う。
そして今日、最後の質問になったのは
「目に見えないものって信じる?」だった。
目に見えない…愛、とかかな?
「信じます!」
「それはどうして?」
「その方が心が豊かになる気がするから」
「うん。うん、いいね!次のバイトっていつかな?」
「金曜日だから、明後日です」
「ん、じゃあまた明後日。今日はもう帰るね」
いつの間にかこんな時間か、そうだな、そろそろ帰ろう。
「絶対来ますから。次は隠れてないでくださいよ(笑)」
「ふふ、わかった」
そうして別れると家に向かって自転車を漕ぎ出した。
金曜日のバイト後、いつものようにあのベンチへ向かう。
今日は…いるいる。
「こんばんは」
自転車を停めながら声を掛ける。
「こんばんは」
アユさんは今日も少し疲れた顔をしている。
「お仕事、大変なんですか?」
隣に座りながら聞いてみる。
「ん〜、仕事はそうでもないんだけどね…」
「そうなんですか」
「うん。気ままな事務仕事だからね。ちょっとドジな先輩のせいで大変な時もあるけど(笑)」
でもそれだけじゃないみたいに見えるけど…
「この前言ってた困りごと、ですか?」
少し顔に緊張が見える。
「うん、まぁ…ね」
「まだ教えてもらえませんか?」
少し黙ったあと、話し出す。
「一昨日さ、目に見えないものを信じる?って聞いたじゃない?」
あ、恋愛系の悩み…?
「はい、それが困りごとですか?」
「そう」
それじゃあ助けるって言っても難しいかもしれない…
「恋愛…ですか…?」
「ん?違うけど。いや、そうなのかな…」
え?どっちだ?
「でも私のことじゃないんだ」
アユさんのことじゃない?
「知り合い…っていうのかな?まぁちょっと懐かれちゃった?みたいな子のことなんだけど」
それでアユさんが困る?
「私はその子の相手を探してるの」
よくわからない。
「ね、トモくんは今、彼女とかいるの?」
「いえ、いたことないですけど…」
「そっか。じゃあ…その、エッチなこととかも…したことないよね?」
!なんて質問だ…
「実は…それはあったりして…」
「え!?そうなの?」
アユさんは俺をまじまじと見る。
「そう、あるんだ。あっ!…もう…あ、ごめんね。なんでもない」
え?なんだ…?
コメント
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第3話読み終わったよ〜!!🌸 アユさんの困りごと、まさかの恋愛相談じゃなくて「相手探し」って方向にいくの、思わず「えっ!?」って声出た!!😳 最後の「エッチなこと…あるんだ」からの「あっ!なんでもない」の慌て方がめっちゃ気になる…なんだったの!?ドキドキする展開すぎる!!💕 トモくんのウブな反応も可愛くて、この先どうなるのか気になって仕方ないよ〜!!次の話楽しみにしてるね⋆♡