※この物語はフィクションです。
実在の人物及び団体などとは一切関係ありません。
「こ、今度お礼になにか馳走させてください!」
〈Case 15@終わりの始まり〉
焼肉定食――花島に誘われて、少し早めの夕飯を食べて来た帰り。
レイトショーにも誘われたが適当に理由をつけて断った。
そうして帰路についたのを見計らったように、スマホにメッセージが届いた。
グループチャットの方だった。
「『今日のデート、どうだったの?』」
「『デートじゃない』」
「『焼肉定食は食べたのか?』」
「『羽鳥さんがどっちの意味で聞いてるのか知りたくないけど、どっちも食べてない』」
「『食べてないんだ。誉、肉は好きでしょ?』」
「『あー、臭いとか気にするよな。ひよりちゃんが』」
「『焼き肉はちょっと……』」
「『お前が気にするのかよ!!』」
こんな風にスマホを気**************
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