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夜
ベッドに寝転びながら
ソアは今日のことを思い出していた
本屋
雨
繋いだ手
ソア
「……無理。」
好きすぎる
ピコン
スマホが震える
【テオ】
ソア
「……!」
急いで開く
テオ
『起きてる。』
ソア
『起きてる。』
数秒後
電話がかかってきた
ソア
「もしもし…。」
テオ
『ん。』
低くて眠そうな声
それだけで安心する
ソア
「どうしたの急に。」
テオ
『声聞きたかった。』
ソア
「……っ。」
心臓に悪い
テオ
『今日楽しかった。』
ソア
「私も。」
少し沈黙
でも
全然気まずくない
むしろ落ち着く
テオ
『本屋でさ。』
ソア
「?」
テオ
『手繋いだ時。』
ソア
「……。」
テオ
『めっちゃ緊張した。』
ソア
「え!?」
思わず起き上がる
ソア
「テオでも緊張するの!?」
テオ
『……失礼。』
少し拗ねた声
ソアは思わず笑った
ソア
「なんか安心した。」
テオ
『何それ。』
また静かに笑う声
好き
こういう時間が
ずっと続けばいいのに
テオ
『ソア。』
ソア
「ん?」
テオ
『名前呼ぶの、慣れた。』
ソア
「……。」
テオ
『だから今さらだけど。』
ソア
「?」
テオ
『好き。』
ドクン
突然すぎる
ソア
「……ずるい。」
テオ
『知ってる。』
そのあとも
たわいない話を続けて
気づけば
声が少しずつ眠そうになっていく
テオ
『……ソア。』
ソア
「ん…?」
テオ
『寝るな。』
ソア
「テオこそ…。」
静かな呼吸音
そして
テオ
『……好き。』
小さく落ちた声を最後に
電話の向こうは静かになった
どうやら
先に寝たらしい
ソアは小さく笑う
ソア
「……おやすみ、テオ。」
雨の音が
優しく窓を叩いていた
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