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額に浮かぶ汗と強張った表情が緊急度の高さを語る。
部屋に飛び込んで来た男が、立ち上がった俺の前に歩みを進め、肩で息をしながら敬礼する。
王家直轄の近衛騎士だ。
「サイラス王子殿下っ、ベックフォード公爵令嬢について火急の伝令でございます。至急謁見の間へお集まりください!」
「グレイス嬢についてだと?」
「はい! 護衛部隊のチェスニー副隊長が早馬で帰還いたしました!」
端的なその報告だけで、胸がざわりと騒ぐ。
「……帰還したのは一人だけか?」
「はい。……仔細はわかりかねます。お急ぎください」
「――わかった、すぐに向かう。ウェイド卿、申し訳ないが……」
視線を向けると、彼がずいと身を乗り出す。
「殿下、どうか私も一緒にお連れください*******
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