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____病院にて
外泊から戻り、趣味活動の時間はせっせとキーホルダーをつくる。皆それぞれメンバーカラーがあったらしいから、色合わせていく。SnowManていってたから、雪だるまの形にしてみた。
蓮珠「おー。だいぶ進んでるね!」
美柚「うん、あと二つ!」
蓮珠「外泊から戻ってくる度活き活きしてるね」
美柚「そう?」
蓮珠「うん。先生もいってたよー。薬も減らしていくって。」
美柚「……実は。今回薬飲むの忘れて飲んでない…」
蓮珠「え?夜は寝れた?」
美柚「うん…ぐっすり…」
蓮珠「あとは?」
美柚「ん…まぁ外行ったりしてないからわかんないけど、とくには。体が動き安かったくらい、かな。」
蓮珠「それ、ちゃんと先生に話した?」
美柚「うん。」
蓮珠「そっか。」
男の人「君何作ってるの?」
美柚「ん?キーホルダーです!」
男の人「上手だね…」
美柚「ありがとうございます!」
男の人「あ。ここ。1個足りない」
え、近っ……
美柚「あ、ありがとうございます…」
やっぱりまだちょっとびっくりしちゃうな。せっかく教えて暮れてるのに…
美柚「よし、できた!あと2個か…明日で終わるな…」
周りを見ていると、さっきの男の人が折り紙で何かを折っていた。
美柚「何を作ってるんですか?」
男の人「ん?封筒とか、入れ物」
美柚「すごい、綺麗にできるんですね!」
男の人「やってみる?」
美柚「いいんですか!?」
それから、教えてもらいながら、作り出す。
数日後。
男の人「そうそう!はやいね、覚えるの!」
美柚「そうですか?」
男の人「じゃ、今日は次の段階ね、」
すると、後ろから覆いかぶさる形で、手を握られ…
やり方を、教えられた……
正直、気持ち悪くて、どうしようかと思った。
美柚「あ、あの、ごめんなさい……」
男の人「あ。ごめん、つい…」
男の人は隣に座りなおした。
美柚「いえ……で、次はどうするんですか?」
男の人「つぎは、これを……」
教えてもらいながら1個できた。
美柚「わ!すごい!紙なのに、紙じゃないみたいだ。」
男の人「でしょ?」
美柚「まだ時間…いけるかな、1個」
男の人「どうだろ…」
美柚「やってみよう!」
わからないとこは聞きながら作っていく。
もう少しで完成というときに、終わりのアナウンスが流れる。
それでも仕上げたくてやってると、蓮珠さんがやってきた
蓮珠「七瀬さん?もうおわりよ?」
美柚「うん、あとここだけ!」
そういい、終わらせる。
美柚「できた!」
男の人「上手じゃん!」
美柚「ありがとうございました!」
部屋に戻る。
次は運動の時間。今日はバドミントン。
楽しみなんだけど。体がきつい…
多分さっきのせい…
思い出すと、震えてくる。
美柚「だめだ、しっかりしなきゃ。」
蓮珠「七瀬さん?」
美柚「へ?」
蓮珠「何回も声かけるけど反応ないから…」
美柚「え?あ…」
蓮珠「どうかした?」
美柚「いや、ちょっと疲れちゃって…運動……」
蓮珠「わかった、とりあえず横になって?運動は休もう?ちょっと無理しちゃったね…大丈夫よ!ゆっくり休んで😊」
美柚「…ありがとうございます。」
私はベッドに横になった。