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ダンプラ見る目が変わりそうなんだけど😂😂😂 でもやっぱまきぴよさんのあべなべはこれよね💚💙
ラスト、せんせぇっ♡♡♡って台詞直しました🤣🤣🤣 なんだかんだのバカップル最高✨✨
きゃーーきゃーーーー💚💚💚💙💙💙 すきすきーーーーー!!!!! インラン症状出てるしょぴ可愛いすぎーーーーーー🥺🥺🥺🥺🥺🥺
💙「ただいま〜」
玄関を入ると、先に帰っていた阿部が、やたらニコニコとしている。嫌な予感をいち早く察した俺は、踵を返そうと玄関ドアに再び手を掛けた。
💚「はいはい翔太くん、おかえりおかえり」
抵抗むなしくシャツの襟元をグイッと掴まれ、俺はずるずると部屋の中に上げられる。上り框のところで、いい加減に履いていたサンダルが脱げた。こんなふうに引きずられるの、某国民的アニメの姉弟喧嘩でしか見たことない。
以前から不思議に思っているけれど、健康維持程度にしかジムに通ってない阿部の細腕にどうして照もびっくりの腕力が秘められているんだろう。俺は、野良猫よろしく、ずるずるとそのままバスルームへと引きずられていった。
💚「翔太、お風呂入って汗流しといで♡着替えも置いてあるからそれ着て出て来てね」
軽くウィンクされるが、脱衣所に置かれた着替えはなんとも禍々しい雰囲気を漂わせていた。紙袋に入っていて中身は見えないけれど、おそらく俺の嫌なものだ。何がしかの瘴気を感じる…。しかし着ないわけにはいかないだろう。阿部のあの笑顔の下に、ゴゴゴゴと強い怨念を感じた。
実は数日前に、阿部を怒らせてしまった。
番組の打ち上げで飲みに行き、酔った強引なスタッフについ唇を許してしまったのだ。帰りが遅いと迎えに来た過保護な阿部に、運悪く、その様子はバッチリ目撃されてしまっている。
💚『翔太ってホント隙だらけだよね、わざとなの?』
頭に血が上った阿部は、ふざけんなゴルァ!!とそのスタッフに頭から酔い覚ましの氷水をピッチャーでぶっかけると、俺の腕を痣が出来るほど引っ張って有無を言わさず連れ帰り、その夜は死ぬほど抱き潰された。
次の日のダンスの練習で足腰が立たない俺を心配するでもなく涼しい顔で見ていたのも恐ろしい。その後、その現場で阿部は『鬼神阿部』として恐れられていることはちょっとした伝説になっていた。酒の席のご愛嬌で済んでマジでよかったよ…。
俺は阿部の言う通り、風呂に入って、そして……。
💙「おい、なんだコレ💢」
💚「あら翔太、サイズぴったり♡」
紙袋に入っていたのは、ミニスカポリスの衣装だった。帽子からストッキングまでしっかりと一式揃えられたその衣装を俺は仕方なく身に付けた。一刻も早く脱ぎたいが、先述した通り立場が弱いので阿部の機嫌を取らなければならない。簡単には着替えさせてもらえそうになかった。
肌にぴったりと密着したきちきちのミニスカートがなんとも頼りない。太腿の半分以上は見えてしまっているし、テラテラした青い上下の制服はそういうお店のコスプレみたいでまったく落ち着かない。
💚「うん、似合ってる♡」
阿部は頭の先から爪先まで舐めるように俺を見ると、にちゃあと笑った…。
怖い。
💙「お前、そのカッコは…」
💚「あ。翔太みたいなおバカさんでもやっとわかったぁ?」
阿部もコスプレをしていた。
青い上下の医務服に、白衣。肩からはご丁寧に聴診器を着けている。
💙「わかった。ダンプラの…」
💚「んふ♡そうだよぉ」
💙「だったら俺にもフツーの警官のカッコさせろ!!!」
💚「翔太にはエッチな婦警さんの方が似合うでしょ。その方がエロいし」
💙「なっ///」
わかったら診察室へどうぞ、阿部はニッコリ笑うと、寝室の扉を指差した。
💚「ワ・タ・ナ・ベさん。診察室へどうぞ」
まずい。
阿部の目の奥が笑ってない。
俺はすごすごと寝室の扉へと向かった。
💚
俺だっていい大人だ。別にキスひとつでここまで怒ってるわけじゃない。翔太が隙だらけなのは昔からだし、他人からの好意に鈍感なのはこの人のいいところでもある。
向けられる好意にいちいち気づいて、まともに対処していたら、この業界で無傷でいるのは難しい。昼と夜のルールが混在するようなこのおぞましい芸能界という修羅の世界で、翔太のようにピュアで穢れのない人間はむしろ珍しいと言えた。それゆえにモテる。それゆえに俺は気が気じゃない…。酔った上でのキスぐらいで済んで本当に良かった。ぼんやりして何の前置きもなしにホテルに連れ込まれて、やられて涙を飲んだ男性タレントを何人も知っている。
💚「翔太はほんとに可愛いね」
頭を撫でると、ベッドに座った翔太は憮然とした表情で俺を見上げた。あみだに被った警察官の帽子から形のいいおでこが見える。目尻の下がった大きな黒目に俺の顔が映った。しばし見つめ合い、吸い寄せられるように口を吸うと、白い頬が少し朱に染まった。
キスなんて数え切れないほどしているのに、唇が重なるといつもほんの少し潤む瞳が可愛らしい。
💙「ねぇ、エッチするだけなら、別にこんなカッコしなくてもよくない?」
おっと。
尤もだ。いつも通り始めてしまうところだった。
俺は翔太から離れると、咳払いをした。
💚「それでは診察しましょ〜か、渡辺さん」
💙「それヤメロ」
ネクタイをしゅるりと外し、上まできっちり留めてある、ブルーのワイシャツのボタンを外していく。鍛えて少し厚くなっている胸が半分見えたところで俺は手を差し込んだ。
💙「あっ♡」
💚「はい、感じてないで。診察ですからね…」
言いながら、胸の先を探るように手を滑らせると、突起に指先がかかったところで翔太が甘い声で鳴いた。
💙「やだ///せんせぇ……」
ノッてんじゃん(笑)
自分じゃ気付いてないみたいだけど、ミニスカートがもっこりしている。渡辺さんも興奮しているようだ。
💚「聴診器、入れますね。ちょっと冷たいかも…」
本当は今すぐにでも押し倒したいところだけど、俺も演技に熱が入る。なんか、マジで患者に見えてきた(笑)お医者さんごっこ楽しい。
💚「渡辺さん、横になってください」
💙「はい…先生」
うっとりと横になる翔太の流し目に煽られる。白衣を着たまま、上から覆い被さると、リップで濡れた唇が俺を誘った。
💚「ああ、もう無理。翔太、口開けて」
💙「ンッ……」
翔太の薄い唇は、その見た目に反して柔らかだ。翔太と唇を重ねると、ああ、唇にも保湿って必要なのだなと思う。ぷりんぷりんで気持ちいい。先へ進むと口内は熱くて、ねっとりとしている。抱き合わせた舌に、翔太の舌がいやらしく絡む。警察官の帽子が外れて露わになった頭を掴みながら、なおもしつこくキスを交わした。
聴診器越しなんかじゃなくても、ドクンドクンと翔太の心臓の音が聞こえる。俺の胸の音も聞こえてるだろう。それぐらい俺たちは密着していた。
💙「亮平。窮屈なコレ、脱がせて……」
蕩けるような上目遣いで俺に懇願してくる超可愛い翔太に、頭の中の糸がぷつりと切れたのを感じた。
💚「完璧だよ翔太♡」
引き裂くような勢いでシャツを脱がせ、ベルトを外し、太ももの半分ほどしかないスカートをずり下げ、下に穿いたストッキングも女性物の下着も膝まで剥いた。クラクラするような白い玉の肌が、俺の目に飛び込んでくる。
すぐに俺も白衣を捨て、医務服を荒々しく脱いだ。こちらにもまったく余裕がなくなった。
💙「亮平……」
広げられた両手に自分の両手を恋人繋ぎで絡ませる。頭上に持ち上げると、また唇を重ねた。にちゃにちゃねちょねちょという水音が耳に届き、腹のあたりに翔太の屹立を感じる。そこは可愛らしく主張していた。
💚「翔太、俺以外に感じないでね?」
💙「感じるかよ、バカ」
💚「それでは渡辺さん、治療、始めますね」
💙「なっ///」
驚いた翔太の両脚を持ち上げ、後孔がよく見えるように翔太の身体を上方に押し上げた。羞恥と苦しさで、翔太の顔が歪むのが膝の間から見える。しかしその表情とは裏腹に、ヒクつく翔太の秘所は、俺を迎え入れる悦びに震えていた。
枕元に常備してあるローションを手に取り、少し冷たいですよ、とことわって塗り付ければ、翔太が甘い声で鳴き出す。同時に解すべく挿し込まれた指先に感じてる。ぐにゅぐにゅと感じる箇所を探って、指の本数を増やしていく。緊張していた翔太の身体も、だんだんと弛緩していき、抱きやすくなっていった。
💙「りょうへ……あん、あんっ、やぁ……っ♡」
💚「イヤじゃないでしょ、まったく可愛いんだから♡♡」
💙「ンンッ!!!」
内壁の中の膨らみを擦れば、翔太のものがビクンビクンと反応するのがわかった。
自分の目の前でこんなにわかりやすく感じていることが視認できるのに、翔太はだらしなく口を開いて、目をぎゅっと瞑っている。頬は真っ赤に上気していて、色っぽいったらない。
深呼吸。
💚「渡辺さん、感じすぎてますね。淫乱の症状が出ている」
💙「イン、ラン???」
薄目をぼんやりと開けて、俺を上目遣いで見る翔太が愛おしくてたまらない。
💚「渡辺さんのウズウズを収める、有効なお薬があるんですけど、処方してもよろしいですか?」
翔太に俺自身を握らせると、翔太はコクコク、と我慢できないといったように何度も頷いた。平常時の翔太なら、は?バカなの?と言われかねないごっこ遊びをしているのに、本当に感じ過ぎているのか、翔太は従順だった。
💙「お願いします、せんせぇ……♡」
💚「やば。今日むちゃくちゃ煽るね///」
一度、翔太の身体を楽な体勢にさせ、くるりと後ろ向きにすると、先端を擦り付けてから、思いっきり奥を目指して腰を打ちつけた。翔太の背中が弓なりに反る。
💚「お注射です、痛いですか?」
💙「んっ♡……めっちゃ奥まで……っ!!…はぁ…」
💚「翔太?きもちい?」
💙「ンンッ!!」
ゆさゆさ揺れる翔太の腰を掴み、支えながら汗を流し、律動している。甘い翔太の声を延々と聞いていたいけれど、局部をキュンキュン締め付け続ける翔太の感触にあまり長く持ちそうになかった。込み上げてくる切ない疼きに思わず吐息が漏れる。
💚「お薬、注入しますねぇ……!」
💙「ああ〝っ!!せんせぇっっ♡♡♡」
大きく翔太の腰が反ったかと思うと、翔太も限界だったのか、白濁が宙を舞った。俺はと言うと、ドクドクと中に注がれていく体液が、翔太を満たすことに悦に入っている。
挿入したまま抱き合い、振り返ってキスを求める翔太の舌に応えた。ふと冷静に立ち返れば、脱ぎ捨てたコスプレ衣装でベッド周りは散々なことになっている。翔太が穿いていたストッキングは見るも無惨に伝線していた。
💙「ねぇ、バカなの?」
先にシャワーを浴びてきた翔太はぷりぷり怒りながら、散乱した衣装を集めて洗濯かごに放り込んでいる。最後に摘んだ純白のシルクのパンティを見て、「それまた穿いてね、アンコール」と言うと、容赦なくそれが顔に飛んで来た。
💚「はぁ……♡翔太くんの残り香がする」
💙「ほんの一瞬しか穿いてねえ!!!」
バッと奪い取り、乱暴にまたかごに戻している。忙しい奴…。
💙「さっさと風呂って来い!!どけよ!!汚れたシーツも替えるんだから!!!」
俺はまるで汚いもののようにバスルームへと追いやられた。潔癖な翔太のことだ、シャワーを浴びている間に全て元通りになっているだろう。
💚「はぁ。可愛かった…」
こうして俺たちの夜は今夜も平和が保たれるのだった……。