テラーノベル
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🖤「あーあ…」
屋上でサボってる
佐久間先生の担当は俺のクラスじゃなかった
隣のクラスの担当だったけど
人気過ぎて人だかりで近寄れなかった
俺が眼鏡を壊したから
可愛い顔がモロに見えて
可愛い先生と評判になってしまった
🖤「部活まではここでサボるか…」
日陰で寝転んで目を閉じる
キィ
屋上の扉が開く
🩷「あれ?誰かいる…」
先生だったらダルいな…と思いながら
目を開けると
佐久間先生が顔を覗き込んでいた
🖤「…!!佐久間先生!」
🩷「こんなとろこでサボり?ふふっそんな時もあるよね」
にっこり微笑む
🖤「え、先生こそサボりですか?」
🩷「そんなわけないでしょ!教育実習の初日だよ?空き時間だから校内を見てきて良いぞって言われて、懐かしくてね」
🖤「ここの卒業生なんですか?」
🩷「そうだよー。正直あんまりいい思い出はないけど、懐かしくはあるかな。俺は本当に今とは違って根暗でね、よくここでサボってたよ」
🖤「そうなんですね…何で先生になりたいの?」
🩷「高校時代の俺みたいな生徒に寄り添いたいっていうか、少しでもいい思い出になればいいなって思ってて…ただそれだけ。正直先生になるのも迷ってる部分もあるんだよね…」
🖤「すごいね!俺は高校3年生なのに何も考えてないから、ただ推薦が貰えてるってだけで大学も決めたし…」
🩷「いいじゃん。やりたいことなんか急に出てくるもんだよ。出来ることを続けるのも好きじゃないとできないでしょ。」
🖤「…そっか…」
🩷「それより、君の名前は?朝の子だよね?」
🖤「あっ、目黒蓮っていいます。朝はすみませんでした」
🩷「誤って貰いたかったわけじゃなくて、こんなに話してるのに名前知らないなって思ったから聞いただけね!」
ニコニコずっと笑顔で話をしてくれる
今まで感じた事のない感情が芽生える
この人の笑顔がもっと見たい
この人のことが知りたい
4歳?も年上の男だぞ?
でもその笑顔から目が離せなかった
🖤「先生…俺高校3年生でさ、でも相談に乗ってくれる人がいなくて…先生の連絡先教えて欲しいな…ダメ…?」
一瞬キョトンとした顔になったが
ふふっと笑う
🩷「朝からの縁だから、特別な」
【特別】という言葉に胸が高鳴る
男で年上で先生で?
【ヒトメボレ】
きっとこれだ
コメント
1件
可愛い🖤🩷すきです☺️