※本作品とご本人様達は一切関係ありません。
※検索避けのため伏せ字を使用しています。ご理解、よろしくおねがいします。
※本作品は「悪ノ召使」の曲パロとなっております。
苦手な方は見ることをおすすめしません。
⚠️新人組(cisyp)⚠️
「ci」『syp』
君は「王様 」、
俺は「召使」。
運命が別れた、
哀れな「双子」。
君を守るその為ならば、
俺は「悪」にだってなってやる。
いつもと同じ時間、
いつもと同じ場所に
俺は向かう。
いつもと同じようにドアを開け、
いつもと同じようにベッドに座る。
そして、
いつもと同じようにciが来た。
ciは俺に近づき、
俺はciに首を差し出す。
ciは俺の首に噛みつき、
血を吸う。
「ッ…」
これが毎日の日課。
俺は王宮で働く「召使」。
ciは国を治める偉大な「王様」。
なんも接点のなさそうな俺らが
なんでこんなことしてるかって?
それは、
俺達が「双子」だから。
俺達の国は少し特殊で
魔力によって国が成立している。
その魔力の源が
王家の血筋を持つ者。
代々その役割を果たすために
子孫を残してきたご先祖様達だったが
今回、俺とciは
「双子」で生まれてきてしまった。
それは突然起きたバグのようなもので
2人が「交わらないと」
本来の力は発揮できなくなってしまった。
こんなことは前代未聞なので
国民にはもちろんのこと、
王宮で働く者達すら
俺達が「双子」だということは
知らないのだ。
『ねぇsyp〜、今日疲れたからヤろうよ〜… 』
「え〜…」
『魔力もあんま感じひんからさ…ね、?』
「まぁ…それなら、」
俺がそう言うと
目をキラキラさせながら
自分の服と
俺の服を脱がしてくる。
『ん、チューしよ。』
「…ん、」
″ クチュ、レロ♡ ″
「フッ…ハァッ…//」
『♡♡』
″ トントン ″
「プハッ…ながッ、ぃ…///♡ 」
『もっといけたってー、』
「無理ぃ…もう、俺も疲れてるから
早めに終わらそうよ。」
『ちぇー、俺は楽しみたいのにさ、』
「はいはい。」
適当に流しながら
穴をciの方に向ける。
最初は恥ずかしくて嫌だったけど
最近は慣れてきた。
″ ヌプ♡ ″
「ん…//♡」
『今何本入ってると思う?♡』
「…2、?♡ 」
『お、せいかーい♡
ご褒美にもう一本あげるね♡』
″ ヌププ♡ ″
「~~ッッ、//♡ 」
ciの指が俺の穴の中をかき乱す。
『もう濡れた?
入れていい?』
「、うん、♡」
″ ズボ♡ ″
「~~~//♡」
『やっぱsypの中は気持ちなぁ♡』
″ パンパン♡ ″
「ぁ”~~//♡」
『♡♡』
″ ズブ♡ ″
「!?お”ッ、く~//♡ 」
『きもちええ?♡』
「うん、//♡」
『よかった♡』
″ チュ♡ ″
『今日は終わり♡』
「ん、♡」
ciの魔力が溜まったのか、
さっきよりも顔色がいい。
「交わり」が終わり、
各々が服を着出す。
『じゃ、おやすみ。』
「うん。
見つからないようにな。」
ここは召使の棟。
「王様」がこんなところにいたら
怪しまれる。
さっきより少し重たくなったまぶたを
ゆっくりと閉じ
眠りにつく。
これが俺の、
いや、俺達の日課だった。
「ん…」
夜中に尿意を催し
起きてしまった。
手元のランプに火をつけ
部屋を出る。
夜中の王宮は静寂と
月明かりに包まれている。
俺は足元に気をつけながら
少し離れたトイレに向かう。
「…??」
ふと、部屋から漏れる光に気付く。
誰か起きてるのか?
こんな時間に。
不信感を抱き
光が漏れている部屋に近づく。
…ドアが少し開いている。
少しなら…そう思い
中をそっと覗いてみた。
「…ぇ、」
声が漏れる。
いや漏れてしまった。
だってそこには
ぐたっと倒れている召使と
寝る前に別れたはずのciがいたから。
2人の格好からしてから
ciが召使の血を吸っているみたいだった。
『…? 』
「ッ…!」
後ろを振り返るciから
隠れてしまった。
ここにいたら見たことがバレてしまう。
俺は尿意なんて忘れて
部屋に戻ってしまった。
「ハッ…ハッ…」
強く、早く鼓動する心臓を
収めるのに必死だった。
ここ最近で起きている
「召使連続殺人事件」。
1週間に1回あるかないか
そのくらいのペースで
召使が突然、
部屋で死んでいるのだ。
俺は見たことがないから
死んだときの状態を知らない。
そしてそれを知っているのは
ごく一部の召使と
王家の者たち。
俺も一応血縁関係だったら
王家のものだが
ciのほうが魔力が強かったから
俺の存在は隠された。
だから、
俺にこの事件が共有されていないのは
納得するが
もし、この事件の犯人がciで
王家のものたちがこれを知っていたら
ciの犯行を隠すだろう。
「まじかよ…」
でも俺が何よりショックだったのは
ciが事件の犯人という
確証もない仮説よりも
ciが俺以外の血を吸っていることが
何よりもショックだった。
なんで?
俺達、2人で国守ってきたじゃん。
俺の存在は隠されてても
ciが活躍してたら
俺も誇らしかったよ。
俺の血だけじゃ足りなかったの?
「交わる」だけじゃ足りなかった?
だったらもっとお願いしたら
俺だっていいよって言ったのに。
人殺すレベルで血ほしいの?
あ、そっか。
前に俺が血吸われるの痛いって言ったから?
だったら、召使が死んだのって
俺のせいになるじゃん。
てか、俺以外の血吸うってことは
双子の血じゃなくても
魔力貯めれるってこと?
え、だったら俺いらんやん。
俺が王の血を引くものとして
できること。
ciの双子としてできることって
なんやろうな。
「…」
…分かった。
こうしよう。
-次の日-
俺は朝一で
前代の王、
父のもとに向かった。
そしてこう言う 。
「召使を殺したのは俺です。
処罰してください。」
父は少し笑みを浮かべ
こういった。
父 「なるほどな。
お前は、もう全てを知っているんだな。」
「…ciの魔力は、
俺じゃなくてもいいんでしょ?」
父 「まぁ、正確には
お前だけでは足りなくなってきた。
ciの魔力の増加が著しくてね。
私は最近、
「双子」として生まれてきた代償は
「魔力の分散」ではなくて
「抱えきれない魔力の増加」では
ないかと思うんだ。
sypはどう思う。」
「別に、興味ないですね。
俺をそういうのから遠ざけたのは
あなた達じゃないですか。
いいから早く俺に処罰下してください。
ciの魔力に俺が必要じゃないなら
ciの人殺しの罪をかぶるほうが
あなた達には都合がいいでしょ?」
父 「ふ、 笑
その頭の良さがciにあったら
完璧だったな。
いいだろう、お前が望むなら
そうだな…明後日くらいには執行しよう。 」
「了解です。」
父 「お礼を言っとくよ。
もう話すことはないだろうからな。
お前のお陰で国民の不安も
召使い達の不安もなくなることだろう。 」
「…ciの魔力が必要になるなら
今度からは完全犯罪をおすすめしますよ。
尻拭いしようとする頭のおかしい人は
俺くらいしかいないと思いますんで。」
父 「参考にしとくよ。 」
俺にできること。
これくらいしか思いつかんかった。
ciとの「交わり」も
あと1回くらいだな。
どう顔を合わせようか。
″ キィ ″
ドアが開く。
いつものようにciが来た。
疲れたような、
嬉しそうな顔をして。
『syp〜!疲れたよぉ〜…』
「、笑 お疲れ様。」
『早く頂戴?♡』
「…ん」
いつものように首を差し出し、
ciに血を吸われる。
ci、俺、知っとるよ。
その歯で、色んな人の血吸ってるの。
″ チゥ… ″
「…おいしい?」
『ん、♡』
「足りる?」
『…ん♡』
「…そっか、」
嘘つき。
「、♡」
『~~~♡♡』
「ci、俺って必要?」
『何いってんの?♡
当たり前やん♡』
「俺だけで足りてる?」
『さっきからどうしたん、♡
sypで足りてるし、
大好きだし、
愛してるし、
必要だし、
いないと俺、死んじゃうよ、』
「…俺もやで、」
『…♡』
ciの嘘しか発覚しない会話で
俺達の最後の「交わり」は終わった。
…明日は処刑の日。
ci、どんな顔するんやろうなぁ。
泣き叫ぶかな?
焦るかな?
怒るかな?
楽しみやなぁ…♡
-処刑当日-
朝から俺は処刑台に縛り付けられていた。
朝日が昇る様子。
段々と広場に人が集まってくる様子。
そして、処刑間近に現れる
王家のもの達。
その中にciはいた。
最初は余裕そうな顔しながら
席についたのに、
俺の顔見た瞬間に
見たことない顔して
焦りだした。
泣きそうになってるし、笑
処刑の順序はいたって簡単。
「王様」が「処刑開始」といえば
俺の首が切り落とされるだけ。
簡単やろ?
ね、ci♡
そしてついに処刑決行時刻。
ciは立派な王冠を被り、
立ち上がる。
意外と躊躇ないんやなって思ったら
その先の言葉が詰まりまくっている。
息を吸ったり、
その場で少し動いてみたり。
そんな時間だけが過ぎていく。
みんな不審に思い始める。
そんなみんなの顔を見て
更に顔が青ざめていくci。
どうするの、ci。
早く言わないと、信頼失っちゃうよ?
でも、言ったら俺死んじゃうね♡
あーあ、言いたいなぁ。
直接言って、
間近で焦ってるciの顔が見たい。
俺がそんな想像して
笑みを浮かべていると
前代の王、父がしびれを切らしたのか
立ち上がり
父 「処刑開始!」
と叫ぶ。
あの親父黙ってろよ。
ciに言わせたかったのぃ。
でも、それを聞いたciが
父に向かって何か叫んでる。
でももう遅いよ、ci。
俺の両脇にいた兵士が
斬首用刀を振り下ろす。
最後に、ciのあの顔みれてよかったなぁ♡
まだ見ていたかったciの顔と
周りが暗闇へと包まれた。
記録
◯月◯日
「召使連続殺人事件」の犯人の処刑を執行。
犯人の首が切り落とされたと同時に、
◯代のci王の体が溶け出す。
△月△日
王が消え去り、□日。
魔力が完全消失。
異#\(常気象、天災によ&"#\)り
#\(◇◇国、消\)%&滅。
%&‘()0在、\(%?\*"#\)%&と|~=0村 “#して$%&存在。
「双子」として生まれてきた代償は
「魔力に分散」でもなく、
「抱えきれない魔力の増加」でもなく
「一生運命共同体」だったのかもしれないですね。
長くなってごめんなさーい💦
れのさん、リクエストありがとうございました🙂↕️
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リクエスト▷▶▷受付中
『 ハ レ ー彗 星が 近 づ く 日に _ 。 』➛連載中
コメント
10件
めちゃくちゃ見るの遅くなりました😭😭😭 終始きゅんきゅんしてほんとに最高でした❣️めっちゃ面白かったですリクエストありがとうございました!またさせてください、、、
ヤッバイ、すキィィィ、うぎゃぁぁぁぁああああ(語彙力とはw)
一生離れられないみたいな感じ大好きです…😇😇 一生運命共同体はいいですね…最高です…()