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……………
「ここはどこだろうか」
全く知らない真っ暗な場所で俺は目覚めてしまった。頭が異様に痛く何があったかを全く思い出せない。 そしてなぜだか分からないが体の自由が利かない。
少し体を動かそうとするが、何かに止められているようにピクリとも動かない。その時、
「ダッダッダッ」
と何かが歩いてくる音がした。
その時少しピンと来た、
「もしかしたら俺誰かに捕まったのか?」
何かが動く音や不自然な身動きの不自由さ、俺には何者かに拘束され監禁されているのでは無いかと考えた、そして
「バキッ」
予想通りだった、右手に力を入れてみたら枷が砕けた、なら
「バキバキバキッ」
「よっし」
左手と両足い思いっきり力を入れ枷を全て壊した、四肢が自由になったのはいいが拘束を解いたのがバレたら面倒さそうだ。
今すぐこの場を離れた方がいいだろうな
「・・・どうやってこの場を離れよう?」
単純に破壊するだけでは恐らく直ぐにバレる、だが枷を破壊した音も少なからずたったはず、
「ならこうした方がいいよなぁ」
「バコン!!!」
俺は思い切り壁を殴りつけぶっ壊した、だがこれでいい
「ダッダッダッダッ」
なにかの集団が走ってくる音がする
「まぁですよねぇ」
目の前には銃火器を持った男が7人現れた
「はぁ」
こんな事をしたからには分かってはいたがさすがに面倒くさい、が、いいだろう全力でこいつらを叩き潰す!
「バンッ」
1発の銃弾が俺目掛けて放たれる、が!
「ガッ」
僕はヤツに銃弾を放ったはずなのだがソイツはもう目の前にはいなくなっていた、そして嫌な予感がし横を見たら
「俺を舐めてたのか?お前ら」
ヤツは仲間の首を投げ捨てながらそう言った、それを見た僕は銃をヤツに向かって放とうとしたが、
「あ……れ?」
たどうなっているんだ?僕はヤツに向かって銃を放とうとしたはずなのに視界が中に舞う。 そして、そして見てしまう、僕の体であっただろうはずの身体が、そして僕の意識は闇に消えていく。
「はぁ、さすがに疲れるな、」
俺の前に現れた7人の男共を全員あの世へ送った、あんな奴らに遅れを取るほど力は衰えていないみたいで一先ず安心した。
「さてと、俺に牙を向ける奴らは生かして置く理由もねぇよなぁ!」
ここからは目に映る敵を全員ぶち殺しながら進んで行った。
俺を見た瞬間顔を真っ青にし命乞いをする者や一心不乱に銃を乱射する者、色々なやつが居たが関係ないと思い進み続けた。
そして俺は普通のヤツでは無いだろうヤツを見つけた
「おっと、貴様がここのボスか?」
ヤツがそんな事を私に問いかけてきたのだが、その事を一瞬理解できなかった。なぜならヤツは、人の形をしているが頭には角があり、背中には翼が生えている。
そして私の部下であっただろう者達の返り血を浴びている。私は部下を殺された怒りとなぜ拘束が外れているのかの疑問を持ちながらヤツの質問に答える
「如何にも、私がここのリーダーにして魔の執行人の1人第9冠【リズ・レヴニス】だ」
魔の執行人…魔族や悪魔を滅ぼす為に造られた組織、名前は聞いたことはあったが見るのは初めてだ、コイツからは色々聞かなくちゃいけない、だがコイツは自らのことを第9冠と名乗った。
記憶だと執行人の実力者は第1冠から第11冠と言う称号を与えられていると聞いたことがある。
初めてのエンカウントというのにいきなりこんなヤツに出会ってしまうとは、
「面白い!テメェを速攻ぶっ潰して情報全部吐き出させてやるよ!」
ヤツは不敵な笑みを浮かべながらそんなことを言ってくる、私自身ヤツ負けるとは思ってはないが見る限り普通の魔族では無い、普通の魔族なら私の部下達が殺されるわけがない。
「そうですか、ですが私はそう簡単にやられませんよ?そして貴様は今ここで私が必ず殺します」
そう言い終える前にやつは私に向かって凄まじいスピードで突っ込んできた、
「なるほど、」
私は思わずそう言葉を零してしまった、やはり普通の魔族ではないもしかしたら変異種なのかと考えてしまうが、
「どうした?俺との戦闘中に考え事かぁ?」
ヤツはそんなことを言い私に思考の時間を奪っていく、とても不服だが私の部下達がコイツなんかに殺されてしまったのが嫌でも納得できてしまう。
今まで戦ってきた魔族なんか比べ物にならない実力だけで言ったら悪魔とも引けをとらない、なんならそれ以上の脅威をコイツから感じる。
だったら尚更私は負ける訳には行かなくなった、そして私はヤツに対して
「リヒト・デ・フラメ・プファイル」
ヤツがそんな事を口にした瞬間俺の周囲に炎を纏った矢が大量に現れ俺目掛けて放たれた、それに当たっては行けない気がし全力で回避行動をしようとするが
「リヒトシュヴェルト」
またヤツがそんなことを口にすると光の剣がやつの手元に現れ俺に突っ込んでくる
「クッ」
炎の矢は全て避けたが剣に少し掠めてしまった
「クッ」
掠めた部分から燃えるような痛みが俺を襲う
「どうだい?私の対魔特攻を持つ光の魔術は?」
魔術?なんだ?それは?俺にはそれがなにかが分からなかったがこれ以上その魔術とやらに当たった瞬間に死ぬと思った方が良さそうだ。
「ハッ面白い!原理はなにかよくわからんがその魔術とやらに当たらなければいいだけだろう」
は?魔術を知らないだと?そんなわけが無いいや、そんなことがあってはいけない魔術は魔族が生み出した力それを知らないはずがないのだ。
だがコイツの様子を見ると本当に知らないという事も有り得なくは無い、だとするとコイツは魔術無しでこのようなバケモノじみた動きをしていたのか?そうならばより一層コイツを消さなくちゃいけない何故なら、
「何また考え事してんだよ!」
「クッ… ガッガハッ」
また私の思考の邪魔をしてくるそしてヤツの攻撃がより一層鋭くなり私は血を吐いた
「化け物めっ」
「それはこっちのセリフだ!」
この魔術の精度さらにはほとんど見せない隙、当たったらほぼ即死の攻撃を持っているコイツは紛れもなくバケモンだ、だが今のはかなり効いたらしい、次で必ず決着をつける。
「リヒト・エ……グッ」
「させねぇよ!」
俺はヤツの魔術が発動する前に蹴りをカマした、そしてヤツの体は思い切り壁に打ち付けられた
「アッ…クッ…グァッ……」
まずい、まずいまずいまずいまずい私は、私は私は私は、私にはまだ生きている部下を家族を護らないと行けないのに、ここで死ぬ訳には、だがやつは私の前に近づいてくる、だがヤツは
「何故私を殺さない?」
そうだヤツは近づいては来たが私にトドメを刺さしてこない
「今お前を殺したらなぜ俺がここにいるかが分からないままになる、そして魔術とは何かを分からないままにはできない」
「わかった私の負けだ、答えれることは全て答えよう」
その後コイツから俺が捕まった理由や魔術についてを話した。
俺が捕まった理由は魔族を発見した冒険者がこれを奇襲し執行人に身柄を明け渡したという事らしい。
そして魔術は魔族が生み出した力で自分自身に宿る魔力を具現化し操る力の事らしい、人間であるコイツが、使えているのは魔術の研究と開拓を続けた結果1部の人間が使用できるようになったということらしい。
「聞きたいことは聞けた、どうする?お前はここで死んでおくか?」
俺はヤツに対して問いを投げかける、本当ならば今すぐにでも消してしまった方がいい存在だ、だが何故だろうか、こいつを殺しては行けないと感じてしまう そして、
「俺は、俺はまだ、死にたくない…」
「そうか、わかった」
そして俺はこの場所を離れた、
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