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軍用武器製造会社に侵入して、機械による銃の鋳造方法を理解する。
その後は天然水と日持ちする食料に布団や数着の服などを手に入れて、長崎の海を渡り軍艦島に到着した。
まずは島内を散策してみる。
「The·廃墟って感じで厨二心をくすぐられる」
最も壊れなさそうな棟の部屋に入り、その部屋を綺麗に掃除する。
廃材から引き出しを作って服を入れたりして、私の生活空間が誕生した。
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そろそろ日が沈み始めてきた頃だ。
(軍艦島には大浴場があったんだよね〜 、せっかくだし風呂として使えるようにしておこうかな。)
かつて大浴場だった場所に行ってみると、原形は留めていたが案の定そのままでは湯が張れない様子になっている。
アルミニウムとマタールナの性質である物を自在に操ることで、邪魔なものを簡単に片付けて清潔な状態にする。
「よし、それじゃあお湯を張り……お湯を入手できないのでは?」
大浴場を掃除した時間が完全に無駄になり、結局入浴の代わりに海に入った。
海に入った後は寝間着に着替え、軍艦島に行く途中で入手したベーコンとレタスとトマトの入ったサンドイッチを食べる。
自室にした棟の部屋に戻り、キャンプ用の布団に入って寝た。
昨日はあまり眠れていなかったり長旅で身体的に疲れていたおかげか、すぐに眠りにつけられた。
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朝日の眩しさで目が覚めた。
まだ気怠い身体を起こして普段着に着替える。
カンパンという保存と携帯性に優れたビスケット状のパンと、鯖缶を朝食にした。
「昨日歯磨き忘れてた…」
天然水のペットボトルの中に歯ブラシを突っ込んで湿らせ、歯を磨く。
水は海で一応手に入るが塩分濃度が高いため、うがい用の水も天然水のペットボトルでした。
「食料は明日の分まであるから、買い出しも明日で良いか。さてと、人目がある場所ではできないことを色々やっちゃいますか〜!」
マタールナと酸化銅の化合によってできるレーザーの研究をしてみる。
レーザーの最長距離を測ってみると、大体450mまで届いた。
450mは走ると個人差はあるとはいえ70秒ぐらいかかって、高さに直すと地上から東京スカイツリー天望回廊までの距離だ。
レーザーが届く距離は1m〜450mまで自分の意思によって変えることができる。
水中でレーザーを発射すると、地上で発射したときよりも格段に威力が弱まることもわかった。
「敵がレーザーを発射したら、マタールナによる操作の性質で水を操って防御とかもできそう…?でも防御に使用するなら、耐熱コーティングされた反射材の方がいいか。」