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mtk視点
え、?どいうこと?
最後のあの言葉は何?
僕は夜、布団に入って寝ようとしても、涼ちゃんが最後に言った言葉が引っかかり、寝れそうにない。
なんで涼ちゃんはわざわざあんなことを言ったのか
そもそもどんな行動をするのか
すべてが不思議で仕方なかった。
そう考えていく内に、僕は気づいたら寝てしまっていた。
ーー次の日ーー
…あれ、
僕いつの間にか寝てたな。
てか、いつからなんだろう。涼ちゃんが何かをするのは。
僕はそのことを考えながら仕事へ向かった。
mtk「はよーございます」
上司「おぉおはよう」
「じゃあ、さっそくだがこれ。よろしくな」
ドサッと何枚も積み重なった資料を僕の机に置いてくる。
はぁ、こんな朝からなんなんだよ。
上司「あ、今日中に頼むぞ」
じゃあなといって去っていく。
っはぁ〜。マジで辛い。
こういう風に大量の資料を1日で終わらせろと言ってくるのは今日が初めてではない。
毎回きっぱりと「無理です」って断ろうと思っているが、気づいたら「分かりました」と了承してしまっている。
今日だってそうだ。
分かりましたとは言っていないが、無理と言わない限り、アイツは僕がこの資料たちをすると思っている。
…まぁするしかないんだけどね。
カタカタ カタカタ(タイピング音
、もうかれこれ4時間はぶっ通しでやっている。
現在時刻は11:30
そろそろお昼にしようと思う。
ーーコンビニーー
店員「いらっしゃいませ〜」
毎日来るこのコンビニ。
僕は朝に弁当を作るまでの気力や時間がないため、弁当は作っていない。
えーと、これと…これ…かな
レジ
mtk「…お願いします。」
店員「はいお預かりします」
ピッ ピッ
今日もまたサンドイッチと菓子パンといういたって健康にはならなそうな食事だ。
店員「合計で750円です」
mtk「カードで。」
店員「ありがとうございました〜」
ーー会社ーー
爆速でご飯を済ませて仕事に戻る。
いつも食べている時間は4分程度。
最初はキツかったが、だんだんと慣れてきて、今では3分で食べ終わる時もある。
本当に、しっかり噛まないとダメなんだけどな。
そうしてまた仕事に戻る。
mtk「終わりました 」
ドサッ
僕はなんとかあの大量の資料を終えて上司の野郎に提出する。
上司「おぉそうか。じゃあ、これも。な?」
そう言って、ほぼさっきと同じ量と言ってはいいぐらいの量の資料を渡される。
mtk「…」
上司「…おい、返事は???」
mtk「…分か、りました…」
上司「それでいいんだよ」
じゃあ、俺は帰るから。といつものように定時で帰る上司。
バタン
っはぁ〜。
アイツ…お礼も言わずになんだよ
どれだけイラついても意味がないので、早めに仕事に戻って早めに帰る。
カタカタ カタカタ(タイピング音
1:45
…ふぅ〜、なんとか終わった。
…またこんな時間まで。
最近この時間帯まで残ることがルーティン化してきてしまっている。
アイツのせいでな。
僕は終わらせた資料を上司の机に置き、急いで鍵を閉めて帰る。
バタン
はい終了ー
すみません昨日出せませんでした…
寝落ちしてました…
気づいたら朝の4:00でした…
前回もいいねコメント本当にありがとうございます!!
今回もお願いします…
ではまた次回
コメント
2件
ブラック企業ってこういう事を言うのよねー