クロカミノショウジョ「そんなに見ないでくれない?」
私の方を見て黒髪の女の子は言う。
シーノ『あ、ごめん、なさい、』
リム「……私はリム よ。
初めまして。よろしくね。」
やっぱりリムちゃんだった
でもなんで?
明るいリムちゃんがこんなに冷たく、?
シム「かっこいいだろ、?コソッ」
シムさんがこっそり耳打ちしてくる
シーノ『…あ、はい、』
困惑しながらも返事をする私
リム「……私、部屋に戻らなきゃだから、また、」
そう言いながらリムちゃんは何処かへ行ってしまった。
リュウラ「図書室入るぞ、」
そうリュウラさんが言い図書室に入る
大きな机が3つ
大きな本棚が8つ
中くらいの本棚が5つ
小さい本棚が5つ
だが全部私より大きい
ここは大きさがバグってるのかな、?
シム「いつ来てもでけぇ」
リウラ「別名巨大樹ですから」
シーノ『巨大樹、?!』
飛んでる人も居れば梯子を使って上に上がり本を取る人もいる
アメジア「ここは受け付けするとおすすめの本がある場所を教えてくれるんだ。受け付けしてみるかい?」
そうアメジアが言いながら受け付けを指差す
シーノ『やってみます、! 』
??「あら、新しい子かな、?受け付け希望?」
シーノ『はい!』
アレ「何も知らない人に色々言うの恥ずかしいだろうし自己紹介するね。私はアレ。上位ランクよ。」
シーノ『!シーノです、!』
アレ「シーノね。紋章見せてくれる?」
シーノ『紋章、?』
アレ「これ。」
そう言いながらアレは自分の手の甲を見せてくる。
そこには【上位】と書かれている。
アレ「下位なのに上位とか普通だとか言い張る人防止よ☆」
シーノ『へぇ、、』
アレの手の甲を見て、自分の手の甲を見ると確かに文字が書いてあるのでそれをアレに見せる
アレ「最下…あ、見学なのね、!…シーノ、最下位、、よし!このしおり持っててね。1時間持つから、使い切ったり、もういいやってなったら返しに来てね。」
そうアレはいい白い綺麗なしおりを渡して来た
シーノ『分かりました!』
しおりを受け取ると、真っ先に白い光が7本出てきた。
アメジア「お、見えるかな?これは君を導く光だ。この光が差す本は君にぴったりなんだって。僕はとても素敵な本だったよ?✨️」
シーノ『!追いかけてみます!』
シム「導かれた本全部持ってきたのかよ、」
「こんな本あるんですね〜、」
私が導かれた本は
『最上位について』
『疑問は大切』
『地面を駆け回って』
『助けたい』
『怖い気持ちを押さえつけて』
『なんで?』
『だっ』
最後の本だけ文字が見えない。『だっ』…?
「だっ…?」
皆が同時に呟く。
シム「………深く考えてる暇ねぇな、本戻して次行くぞ」
アメジア「そんなに時間に追われてるのかい?」
シム「コズサンに呼ばれてんの。」
その後も、下位の部屋、使う風呂や食堂を教えて貰った。
リュウラ「そろそろコズのとこ行かねぇとあいつ拗ねるぞ、」
シム「やべッ……シーノ、俺は行けねぇんだ、”研究室”」
シーノ『え?研究ポット室とか、さっき紹介してくれた大人の部屋とかじゃ、』
シム「コズに呼ばれたら研究室行かねぇとなんだよ。すまねぇな、さっき紹介したから場所わかるよな、?」
シーノ『あ、はい!』
そう4人に言うと少し気まずそうに自分達の部屋に戻っていく
急いで先程教えて貰った『研究室』に向かう。
何を聞かれ何をされるのか
私はまだ何も知らない
知る余地もない_