【茶番】
(たまにある主が書きたいという欲のみで綴る小説です。)
鬼滅の刃
【皆で飲み会開いた結果が…〜柱&上弦〜】
⚠主は未成年です
なんでこのメンバーなんだ?と思うかもですが、何やかんやで皆仲良くなったと思って下さい
二次創作です
主な登場人物
・冨岡義勇
・胡蝶しのぶ
・煉獄杏寿郎
・宇髄天元
・時透無一郎(未成年の為お酒は飲みません)
・甘露寺蜜璃
・伊黒小芭内
・不死川実弥
・悲鳴嶼行冥
(鬼達はアルコールを高速分解して水道水の如く飲みそうなので、無惨様から人並みにされていますが、個人差はあります)
・黒死牟
・童磨
・猗窩座
・半天狗(想像しにくい為憎珀天)
・玉壺(想像しにくい為擬人化)
・妓夫太郎(妹に合わせて今回は飲んでいません)
・堕姫(未成年(?)の為お酒は飲みません)
【各キャラお酒の酒豪度など】
柱
冨岡義勇→酒豪。なかなか酔わないけど酔うと……?お酒はあまり好きではない。酔った時の記憶は全く覚えてない。
胡蝶しのぶ→柱最下位の下戸。すぐ酔うし酔うと……?お酒は好き。酔った時の記憶は全く覚えてない。
煉獄杏寿郎→酒豪。なかなか酔わないが酔うと……?お酒は好き。泥酔さえしなければ覚えてる。
宇髄天元→毒耐性あれどお酒は下戸。酔っても……?お酒は好きじゃない。酔った時の記憶は全く覚えてない。
甘露寺蜜璃→酒豪。酔うと更に……?お酒はあまり好きではない。酔った時の記憶は全く覚えてない。
伊黒小芭内→The平均。人並みに飲める。酔うと……?お酒は好き。泥酔さえしなければ覚えてる。
不死川実弥→悪鬼を酔わせる稀血持ちだがお酒は下戸。酔うと……?お酒は好き。酔うと途中までの記憶しかない。
悲鳴嶼行冥→人より飲めるタイプ、平均より少々上戸。酔うと……?お酒はあまり好きではない。酔った時の記憶は全く覚えてない。
上弦
黒死牟→人よりは飲めないタイプ。平均より少々下戸。少々酔いやすく、酔うと……?お酒は好き。酔った時の記憶は全く覚えてない。
童磨→豪酒。なかなか酔わず、酔ったとしても……?お酒は好き。泥酔さえしなければ覚えてる。
猗窩座→人より飲めるタイプ。豪酒。なかなか酔わないが酔うと……?お酒はあまり好きではない。酔うと途中までの記憶しか覚えてない。
半天狗(憎珀天)→下戸。酔いやすいが酔っても……?お酒は好き。泥酔さえしなければ覚えてる。
玉壺→平均。少々酔いやすく、酔ってしまうと……?お酒はあまり好きではない。酔うと途中までの記憶しか覚えてない。
文字多すぎて分かりずらいのでちょっとまとめてみました(酒の強さ&酔った時の記憶)
私も把握しきれなくなりました……(泣)
「各キャラお酒の強さ」
(【】の中でも強い、弱いに分けています、上ほど強い、下ほど弱い。分かりやすかいな?と思って数字を足しています。)
【豪酒(93〜70)】
冨岡義勇
童磨
煉獄杏寿郎
猗窩座
甘露寺蜜璃
【上戸(69〜60)】
悲鳴嶼行冥
【平均(59〜30)】
伊黒小芭内
玉壺
【下戸(29〜6)】
黒死牟
不死川実弥
宇髄天元
半天狗(憎珀天)
胡蝶しのぶ
「酔った時の記憶の残り具合」
【泥酔さえしなければ覚えてる】
煉獄杏寿郎
伊黒小芭内
童磨
半天狗(憎珀天)
【途中までの記憶しかない】
不死川実弥
猗窩座
玉壺
【全然覚えてない】
冨岡義勇
胡蝶しのぶ
宇髄天元
甘露寺蜜璃
悲鳴嶼行冥
黒死牟
【そもそも飲めない、飲まない】
時透無一郎
堕姫
妓夫太郎
説明だけ書きまくって本編がないのもあれなので、あらすじ&少し本編書いてから終わります
〜あらすじ〜
今日はお館様からの誘いで、少しならと飲み会が行われる事になりました。霞柱、時透無一郎は飲めませんが、おいしいお茶やサイダーが出るので参加しました。
加えて、せっかくならとどうにかこうにかあって和解(?)して仲良くなった上弦の鬼達も誘い、堕姫も無一郎と同じ理由で参加。
鬼達はしっかりと鬼の始祖…鬼舞辻無残から許可を貰ったらしく、月明かりが差してきた頃、足音一つ立てずに蝶屋敷の前にやって来ていました。
隠の人が事前に用意してくれたらしく、後はその部屋に足を運ぶだけ。
きっとお館様は自分の屋敷で優しげに微笑んでいる事でしょう。
月光がふわふわと彼らを照らし、まるでこれから始まる宴に対して焦らすように、「落ち着け、落ち着け」と耳打ちしてくるよう。
鬼と剣士が混ざり合い、妙な光景だなぁと首を傾げつつ、霞柱の時透無一郎は辺りを見回す
両の眼球に文字が刻まれし鬼……上弦。
明らかに柱とは別次元の世界にいるのは明白だが、もう慣れたのか親しげな友人のように話しかける者もちらほら。鬼側も同じく。
ペラペラと一方的に話しかける姿、明らかに嫌がられていると見える姿……多いの多いの。
十人十色も甚だしくて語彙力がおかしくなりそう。
彼も慣れてしまった人の仲間に入る。
これから本当にお酒が振る舞われるのだろうか?と不安が心をなぞるが、お館様が嘘を仰るとは思えない。本当なのだ。
彼は横にいた岩柱、悲鳴嶼行冥に声をかけた
「悲鳴嶼さん、鬼達も混ざっていると不思議ですね」
「ああ、時透。あちらも、こちらもお互いに害意は無い。安心して楽しめるのだから、今宵は甘えよう」
「…そうですね。僕は飲めないですけど、しっかり楽しみます」
「それが良いだろう。鬼側も飲まぬ者がいるらしいから、暇になることは無い。…共に楽しむ意思があるなら、上弦だろうと今宵は宴仲間だ」
「……確かに…。あっちだってお館様の誘いで来てるんでしたっけ…」
心が本当に広い…お館様……。
ん?お館様……?ま、まぁ…和解したから…したから……ね?
彼は納得して、蝶屋敷の門をくぐった
「大きめの部屋を使って良い、と隠の方々には伝えておきましたが…一体どうなってるんでしょうか」
蟲柱、胡蝶しのぶが先頭で呟くと、待ってましたと言わんばかりに言葉をねじ込む者が。
「へぇ、しのぶちゃんどんな風になってるかまでは知らなかったんだ!本当にサプライズって感じなんd」
「少し黙っていてくれますかね??」
キレ気味にしのぶが振り返ると、そこには満面の笑みを浮かべた上弦の弐こと童磨の姿が。今にも額に「💢」を浮かべそうな彼女とは真逆に、「えー、つれないなぁ」と無神経に声を上げる。
遠目から見ても思わず心で「うわぁ……」と思ってしまう彼の言動に、神経を逆撫でされたのは彼女だけではなかった
「黙れ。人様に迷惑をかけるな。下がれ。」
地の底から響く、怒りに満ちた声。グギギと童磨の肩の肉を引きちぎるように掴んでいるのは、上弦の参、猗窩座。
童磨は振り返って、目を見開く
「わぁ猗窩座殿!いつにも増して怖いね!!そんな酷いことはしてな」
「さっさと口を閉じろ…」
彼の手元は血管が浮き出る程握り締められいた
…今にも滅式を時と場を選ばずにぶちかましそうだ。
”攻撃準備体制”。中々物騒な単語が頭に浮かばざるを得ない雰囲気。
”あ、これは…本気だ…。そう悟った童磨は
「わ、分かったよ。だから猗窩座殿も楽しもうよ〜こんなチャンスないからさ!!」
「…ああ」
肩から手を離す瞬間、彼はしのぶとグーサインを交わしていたのに、童磨は気付く由もない。
何かものすっごく両者企んでいるような笑みを潜ませて。
運のいいことが悪いことか、偶然見てしまったものはぞわりと鳥肌が頬を伝っている事だろう。
今度は後ろの方から明るい女性の声が聞こえ始めた
「ねぇねぇ伊黒さん!私すっごく楽しみ!柱の皆と、上弦の皆で楽しめるなんて!でも、私お酒ちょっと苦手なんだけど…」
恋柱、甘露寺蜜璃は蛇柱、伊黒小芭内に声をかけ続けている。しかし、彼は迷惑そうな表情一つせず、むしろ雰囲気が柔らかくなっているような気がする
彼は色の違う両目をゆっくりと細めて
「無理に飲む必要は無い。甘露寺が無理なく楽しめるのが一番だ」
「えっ…!?伊黒さんありがとうー!!じゃあじゃあ、隣の席にしようよ!ねぇ、いいでしょ!?」
「……!?」
その後、小芭内は蜜璃にツンツンとつつかれる羽目になるが、甘露寺蜜璃に背けたその顔はお酒を入れていないのに関わらず、ゆでダコのように赤くなっていた
「宴……か、やっぱり悪くはねぇな、鬼も混ざってるとなると、かなり派手になるだろうなぁ」
「うむ!まさかお館様がこんな事を提案して下さるとは!予想外だったな!!楽しむ他術なし!!」
一番後ろなのに先頭までしっかり聞こえる、ポジティブすぎる大声。
言うまでもないが、炎柱の煉獄杏寿郎の声だ。
彼と肩を並べて歩いているのは、音柱、宇髄天元。
これまたわざわざ言うまでもないだろうが、両者言動、行動が頭一個飛び抜けて目立つ。
炎、音柱の前に、先頭に行っていない上弦の鬼が続く。
更にその前に、岩柱と霞柱、風柱、水柱が流れに入っている……という状態だ
ぺちゃくちゃとお喋りが絶え間なく廊下に響く中、ある角を右に曲がった所、胡蝶しのぶは誰かとぶつかりそうになり、慌てて一歩下がる
「あ、隠の方でしたか。準備お疲れ様です」
「胡蝶様、申し訳ございません!私の不注意で怪我をさせてしまうところでした…」
ペコペコと頭を下げる隠に、しのぶは穏やかな口調で言った
「全然大丈夫ですよ〜、気にしないで下さい。そういえば、部屋の準備は整っているんですか?」
「ええ、今丁度終わった所なんです。今すぐに案内できますよ。そうだ、一つ聞きたいことがあるんですが…」
「…?何でしょうか」
「あの…」
隠の人は少し口ごもり、少し背伸びして後ろの方を見る
視線の先は、上弦の鬼達だった。特に上弦の壱、黒死牟の六つの瞳の圧は心臓に来たのか、冷や汗を額に垂らした
「大丈夫、鬼に害意はないから。見た目はあれだけど、本当に大丈夫」
無一郎が心境を察してか口を開く
……この見た目で逆に怖気つかない者が居るのだろうか…?
それを聞いて少し心が落ち着いたのか、隠の人はホッと息をつくと、言葉を綴った
「上弦の方々は味覚も人と同じにされているのですよね?」
「ええ、そう本人達から聞いています」
しのぶは頷く。
流石に鬼殺隊の本拠地という所で人を喰らうのは、柱達の本能で刀を抜いてしまいそうだ。
「では大丈夫ですね。ご案内します、私についてきて下さい」
隠の人はガラガラと扉を開けて、中に入り、その後に続いた
その瞬間、思わず声が出てしまった
広いテーブルの上に、並べられる和酒や洋酒。そして間に挟むように置かれている料理の品々。
そこで実感が湧いてなかった者もやっと気づいた。___本物の宴会なんだ、とね。
「まじで宴会じゃねぇかァ…結構な大規模でよ…」
実弥がしげしげと呟く
無理もない、お酒や料理の為の資金は、全てお館様から頂いた、と話を聞いていたからだ。
想像を容易く打ち破られた豪華さに、自然と言葉を失っていた
「さぁ皆さんお座り下さい。楽しんで下さいね」
品々に目がいって、ポーっとしかけていた頭が急に覚め、続々と座布団の上に座る
その際に、目の前に置かれていた葡萄酒の瓶を掴んで眺めた煉獄は、彼にとっては普通の声で言う
「この量のお酒をお館様は簡単に用意して下さった!こんな事があって良いのだろうか!?」
「お館様からのご厚意を受け取らない訳にいかない…。今宵は素直にするべきだ」
「それもそうか!!そういう伊黒も楽しむのだぞ!ほら甘露寺!ここに座るといい!」
「………!?そうだな」
ふと、一番端に座ろうとしていた水柱、冨岡義勇の羽織をある者が軽く引っ張り、ちょっと強引に自分の隣に座らせた
「…何をするんだ、胡蝶」
「冨岡さんがそんな所に座ろうとするからですよ。たまにはど真ん中に座ったらどうです?」
「……俺は端の方が似合う」
「たまにはですよ〜、”たまには”!流石に今日は端の方でボッチ飯しないで下さいね?」
全員席に着いたが、結局上下で柱と上弦が分かれる結果になってしまった。
ワイワイぎゃあぎゃあと騒ぐ中、悲鳴嶼行冥がバチンと両手を打ち鳴らす
その音でしんと静かになれば、一人ポトポトと盃に酒を注ぐ
それに続き、皆も次々と注ぎ出して、そこらかしこでトポトポと音が鳴る
無一郎と妓夫太郎、堕姫はお茶を注いでいた
「…では始めるとするか」
と行冥が一言。
「派手に始めてくれるやつはいるか?それこそ鬼共、やってみたらどうだ?」
「えっ、俺達がやるの!?」
鬼共、と突如話を振られ、驚きを隠せない童磨。
そこに投げ入れて呟かれた言葉。独り言っぽく呟いているが、明らかに他人に対して言っていた
「お前がやったらどうなんだ」
「猗窩座殿!酷くない!?」
童磨が冷や汗を垂らしつつ猗窩座の両肩を引っ掴んでブラブラ揺らすが、ガン無視して”知るか”とそっぽを向いていた
彼はその最中、あっ!と声を上げ、思いついたのかパチンと指を鳴らす。
そして軽く身を乗り出して一人の鬼へ人差し指を立てて指し示した
「そうだ、黒死牟殿!ピッタリじゃない?よっ、上弦の壱!!」
「童磨……そこで上下関係を使うものではない……」
「だったら尚更やればいいじゃん!」
わぁわぁと喚く童磨、仏頂面を突き通す猗窩座、静かに面白いこと(?)を言っている黒死牟……
上弦壱、弐、参のまるでショートコントのようなやり取りに、笑いを堪えるのに必死な柱達。
甘露寺蜜璃は堪えきれずに両手で口元を包んで笑っている
本当にこの三人は十二鬼月の頂点に降り立つ者なのかと無駄な不安がひょこっと心の隙間から飛び出した
「早く決めないのか、初めのならば早々に始めれば良いだけの事」
痺れを切らした上弦の肆、半天狗…なのだが、都合により憎珀天 。
あの老人がこのメンバーに混ざって宴に入る姿など、控えめに言って想像できない。
隣にいるのは上弦の伍、玉壺…だが、こちらも都合により、鬼舞辻無惨の力によって人型になっている。
今の姿を見た時、普段の壺から出てきた幽霊のような姿を見慣れている上弦達は一瞬何者かと思ってしまった
「…やはり私が行おう」
結局悲鳴嶼行冥が行う事になった。彼は右手でそっと盃を持ち上げると、自ずと一人、また一人と手に取り、彼と同じようにした
全員が持ち上げた所だっただろうか。
「では始めよう。乾杯!!」
掛け声とともに、瓶や盃を掴んだ手を中心に寄せ、互いにぶつけ合った
この時、彼らはまだ知らなかった。
____これからこの部屋の中に居る人々が…
地獄絵図を作り出すことに。
すみません、緊急でお知らせです
もう少しだけ付き合ってくれる方は見て下さい
最初「未成年だからお酒は飲めない」と書きましたが、時代を考えると、鬼滅の刃は大正時代初期(未成年飲酒禁止法は大正11年から)なので、未成年でもお酒が飲めるんです
つまり無一郎達が飲めるんです…。
ですが、全員酔ってしまうと書くのが困難なので、飲ませません(見たかった方、いましたら申し訳ないありません…)
追加で長々とお知らせしてしまい、申し訳ありません
その代わりと言ってはですが、頑張って本編作ります
気に入った方は待っててください。
では!!!
🍺🍷🍶🍸🍾🥃
コメント
15件
(*'д'*)わあ!前に書くとか言ってたヤツかな? 面白すぎる笑! 読むのもすっごい楽しいしね! んーーーー!サイコー!! (情緒どうなってんの?) でもほんとに面白いし 語彙力神のさらに上の存在だし...(いや神の上の存在がリーブなのか?)
コメント遅れた〜!今回も何度もカオスだなwって思うとこ沢山あって楽しかった!しのぶちゃんのキレかたマジで好き!これはリーブだから表現できるんだよなまじでよ!!こんなに才能ある人と出会えて幸せ!会話も内容も全部最高だった!
リーブの話すっごい読みやすくて好きなんだよね~!!! 話す内容とか面白すぎるww 強面の猗窩座好きだわww キレるしのぶちゃんめっちゃ好き! 読む方も楽しいから全然大丈夫!