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.. ❤️


ある日のことだった。


その日は風が強くて、外でのMVの撮影が延期になってしまった。

延期と言っても、風がやむまでの間だけ。

午後には快晴になる予定だったから、みんな楽屋での待機となった。

そんな楽屋では何気ない会話を各々がしている。






💜「ひかる、チョコいる?」


💛「え、いーのっ?」


💜「うん、わら」


💛「やった ~ 」



🤍「パパとママがイチャイチャしてる…っ」


🖤「いわふか、、っ ( 死」


🧡「めめ、起きてやぁ!!笑」



💙「うるせー、、」


❤️「とか言いながら楽しそうじゃん、笑」


💙「んなことねーし、」


💚「ゆりが話してる…っ、ゆりゆり…!( ?」


💗「あべちゃん、落ち着いて?笑」


💙「まじやめろ。」






今日も相変わらずツンな翔太。

でも頬を膨らませてそっぽを向く翔太の表情からは幸せが読み取れた。

メンバーの事が誰よりも大事な翔太だから。



そんなこんなで過ごしていると、マネージャーが撮影をすると呼びに来た。

俺達は楽屋を出ると、撮影現場に向かった。


今日は激しめのダンス曲のMV撮影。

みんなそれぞれ用意してもらった衣装を身にまとい、スタンバイ位置に着く。


リハーサル開始。

曲が始まり、フォーメーションを変えながらそれぞれが踊る。


そして俺のパート。

俺がセンターに立ち、アクロバットをする。

アクロバットが無事決まり、次の立ち位置へと移動しようとした時だった。

急に頭に痛みが走り、俺は体勢を崩す。






❤️「ぃ゛っ、、」


🧡「舘っ?!」






近くで踊っていた康二が俺に駆け寄り、声をかけてくれた。






💚「舘様、大丈夫っ、?!」


💜「どっか痛い、?」


🤍「休憩した方が、、」






それぞれが声をかけてくれる。

でも頭が痛くなったのはあの一瞬で、俺はきっと、”油断” していた。






❤️「だいじょぶ、、 続けよ、?」


💙「涼太、、嘘いいって、」






… さすがだなぁ、笑

翔太は変なところに鋭い。

でも今は、ほんとに大丈夫だ。






❤️「いいからいいから! ほら、もうだいじょーぶ、ッ」






俺はみんなに心配をかけない為、勢いよく立って見せた …つもりだった。

立とうとした瞬間、またあの痛みを感じて倒れてしまった。






💛「舘さ、っ」


💙「っ、りょーた!!」






それからのことは、何も覚えていない。








𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄


‪💞 💬 +👤 よろしくお願いします 💐‎🤍



次回 ➸ 3

早めの桜が 咲いたなら 。

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コメント

3

ユーザー

ぐはっ、、、、涼太、、、、、、

ユーザー

やっば、、、 続きが1番楽しみになるぱたーんやん。え、神?

ユーザー

とってもおもしろいです!! 続きがとっても楽しみです!!

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