「好き」
みやは確かにそう言った。
それがなにを指して出た言葉なのかとか、どんな意味を含んでいるのかとか、考える隙を与えないまま、自分の奥にある言葉が引きずり出される。
「俺も」
零れでた自分自身の言葉に戸惑い、手遅れと分かった上で、口元を手の平で覆った。
これがもし、俺が思っていることじゃなく、別の意味だったら?
やっと働き始めた頭が作り上げた恐ろしい想定にぞっとし、みやの反応を横目で盗み見たその瞬間、それがバカな考えだったと知った。
首まで真っ赤に染まり、その羞恥心に耐えるようにエプロンの裾を握って涙目で。
もう全部が可愛くて、今すぐ触れたくてたまらない。
「みや」
「あのッ、その、ちょっと、た、タイムで……ッ!」
赤くなった顔を隠しながら、キッチンから立ち去ろうとするみやの前に腕を伸ばし、その行先を塞いだ。
一瞬、足を止めたみやだったが、すぐにしゃがみ込み、下*************************
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