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なにもかもが クソ面白くない!
こいつらをボコボコにしたら少しはスッキリ
するだろうか!
「なんとか言えや!あっ?? 」
キラリの迫力に圧倒され
3人は逃げ出してしまいました
所詮少し不良を気取っただけの
ヤンキーにもなれない輩が
真髄のヤンキーのキラリに到底勝てるわけもありません
せっかく暴れられる相手がみつかったのに
逃げられてしまい
キラリの欲求不満は募りましたが
フと大好きな陽子のおばちゃんの顔が浮かび
キラリは我を取り戻しました
:*゚..:。:. .:*゚:.。
14さいのキラリにとって
親友の陽子の母親「おばちゃん」は
学校と家以外の新しい世界を見せてくれる人でした
どの子供にも学校での教育とは違う教育が必要です
子供達はルールを知らなければなりません
まさにこの頃のキラリにとって
学校でも家庭でも教えてくれない教育・・・・
この頃にこのおばちゃんから受けた
教育こそが今のキラリの人格を形成していたのでした
学校が終わるとキラリは一目散に家にカバンをほおり投げ
自転車を漕いで 陽子の家に向かいます
キラリは陽子の家の工場が大好きでした
自分の家と違って陽子の工場は
毎日たくさんの人が出入りしています
陽子にとっては自分の家の工場はつまらないらしく
すぐに外に遊びに出たがりましたが
忙しく働く陽子の工場の従業員を眺めるのが
キラリはとても好きで、よく工場に留まろうと
何かと陽子を説得しました
陽子の家の前の自転車置き場に自分の愛車を止め
そっと工場を除きます
一人は大型のプレス加工機を調節し
柄の長いレンチでナットを回していました
キラリはその若い職人に聞きます
「こんにちは!陽子ちゃんおる? 」
「お嬢さんなら
上のお嬢さんと買い物にいったよ」
職人さん達はみんな気さくな良い人で
キラリのことを
「下のお嬢さんの親友 」
と認識してくれていました