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やぁ。みんな。僕は◯◯。幻想郷の嫌われ者さ。僕はどこで行っても嫌われる。人里に行っても、博麗神社に行っても、寺子屋に行っても、鈴奈庵に行っても、紅魔館に行っても、嫌われる。
そんな僕の唯一無二の癒しは、仮面ライダーを観る事だ。僕はいつも倉庫に閉じ込められる。その倉庫にあるテレビで仮面ライダーを観るのが、僕の癒しだ。
◯◯【やっぱりかっこいいなぁ。】
ある日
霊·【うわ。◯◯。近寄らないで!】
魔·【◯◯。マスパの塵になりたくなければさっさと出てけ!】
早·【っ!守矢神社へは近寄らないでください!】
咲·【◯◯、お嬢様には近寄らないで!お嬢様のドレスが汚れるわ。】
レ·【あんたみたいなゴミは、カリスマの私に近づく権利はないわ。さっさとあっちいって。】
◯◯·【はぁ···】
いつもこうだ。僕は嫌われている。今日も里で文句を言われた。
そんなある日···
◯◯·【ん?なんだこれ箱?】
開ける
◯◯·【っ?!これは、ディケイドライバー?!】
そこにあったのは、僕が一番好きな仮面ライダー、(仮面ライダーディケイド)のベルトがあったのだ。
◯◯·【これがあれば···、あいつらのに復讐出来る···。】
僕は、ベルトを着けた。もちろん、ディケイドの能力やスペックは知っている。
◯◯·【変···!身!】
カメンライド!ディケイドゥ!
◯◯·【っ。これが、ディケイドの力···。これがあれば···。】
僕は、怒りと喜びを感じていた。
【これで···、あいつらに···!】
僕は一度変身を解除して、ベルトとカードを握りしめ、人里に歩き出した。