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私良い奴じゃん?(笑)(*´ ˘ `*)ウフフ♡深澤担じゃないけど……♡
日付が変わる頃。
「ん………」
目が覚め、スマホで時間を確認する。
0時になる頃だった。
スマホの通知にはふっかさんの熱愛報道のニュースばかり。
二股じゃないのはわかるけど。いい気はしない。
横には子供達が寝ていた。
下は静か………
喉もかわいたし、下に降りろうと思ったけど、
そうだった、貧血で、フラフラするんだった。
飛鳥に電話をかける。
飛鳥『もしもし?』
「あ、飛鳥ー、下にいる?」
飛鳥『あ、いま自分の家ー』
「あ、じゃあいいや。下だれもいない?」
飛鳥『いや、ふっかさんがいたと思うけど……』
「そっか………わかった。」
飛鳥『ね、ゆり?』
「ん?」
飛鳥『大丈夫?ふっかさんの事…』
「あー、むちゃくちゃ腹立つ。けど、二股なんて信じてないから。でも顔はみたくないかな……」
飛鳥『あー………』
「けど、ふっかさんしかいないんでしょ?てか、長女は!?」
飛鳥『あ、長女ちゃんは、蓮と、渡辺さんと一緒だから大丈夫!』
「な、良かった。って、え?」
飛鳥『あ、岩本さんが最終の飛行機でこっちに来たから、迎えついでに空港に迎えいってるよ』
「あ…………そっか。」
飛鳥『そっちこよか?私、お風呂と、洗濯物済ませたかっただけだから。ふっかさんも気まづいだろうし(笑)』
「ん。ありがと。」
そう言って電話を切ったあと、ゆっくり下に降りた。階段は座った状態で降りた(笑)
すると、下では、丸まって寝てるふっかさん。
目には涙のあと……
「(´Д`)ハァ…んとに、バカなんだから。」
ちかくにあったブランケットを辰哉に掛け、冷蔵庫からお茶をだし、飲む。
隣にそっと座る。すごい腹立つけど、嫌いにはなれなくて。
そっと、髪を撫でる。こんなに傷つけたあの人は許さない。同じ深澤担なら尚更。
飛鳥『やっほー、あれ?ふっかさん寝てる?』
「ん。降りてきたら寝てた。泣きつかれたみたい。」
飛鳥『相当きたんだろね。あ、次女ちゃんの友達のお母さんもきたよ?』
「え?」
飛鳥『明日から登下校の送迎してくれるって。てか、あの女許せない。ほんと、私だけじゃなく、ゆりまで…』
「え?知り合い?」
飛鳥『元彼の浮気相手。元彼っても、結構前だけどさ。前の職場のとき、付き合ってた彼氏いたじゃん?取引先の人で。』
「あ、うん!」
飛鳥『そこの受付にいたのこの女。で、気づいたら浮気されてたの』
「…そっか。今日この人会った。」
飛鳥『聞いた。』
「すごいムカついてさ。見てらんなくて。ただの、ヤキモチだから、落ち着こうと思うんだけど、無理で。ふっかさんの顔見るだけで、腹立っちゃって……」
飛鳥『それで機嫌悪かったの?(笑)』
「ん(笑)そしたらこのニュースでしょ?ひーくんから電話かかってきて、なんか耐えきれなくて、泣きじゃくっていつの間にか寝てた(笑)多分ひーくんのことだから、心配だったんだろね(笑)」
飛鳥『あ、それで(笑)』
「なんかお腹空いたー(笑)」
飛鳥『ありはするけど、食べたら長女ちゃんと渡辺さんのが……』
「なんか買ってきてもらお。ひーくん運転してるかな?」
そう思いながらも電話かけると、すぐ出て、心配された(笑)
とりあえずお腹すいたからって、アッサリしたものがいいと、細かく注文し、買ってきてもらうことに。
深『ん………』
「あ、起きた?」
深『ん?……え?あ……』
飛鳥『大丈夫?』
深『…………』
「二股ねー」
深『いや、ちがっ!』
「あーぁ。全国の深澤担は泣いてるよ。」
深『………』
飛鳥『ゆり!』
「みんな真実なんてしらないじゃん?」
飛鳥『まぁそうだけど。』
「てか、あの人とそんなに仲良かったんだ…なんか知らない人みたいにさ、振舞ってさ、しかも、腕握られてもさ、振り払わないしさ、なんなら楽しそうに笑ってさ。」
深『……………』
「すんごいムカついた。」
深『………ごめん…』
「………二股なんて言われても仕方ないよねー」
深『………』
飛鳥『ゆり……』
「わかってるよ?ちゃんと………」
深『いいよ、もう……』
「え?」
深『俺が悪いから……』
「二股認めるの?」
深『いや、それはない。けど、信じらんないでしょ?』
「ん……普通ならね」
深『え?』
「仮にそうだとしてもさ、そりゃ、こんなメンヘラ相手疲れちゃうよね。だからさ……」
深『は?誰がそんなこといった?』
「ふふ(笑)」
深『は?なんで笑ってんだよ』
「ちゃんとわかってるよ?ただ、腹立つけど。」
深『………』
「助けてくれた優しい人と思ったけど、とんでもない人だね」
飛鳥『ゆり?』
「どうしてやろかな……」
飛鳥『ゆり。落ち着こうか。』
「ふっかさんを傷つけたこと、許されるわけないでしょ?」
深『ゆり?』
「絶対許さないから。」
飛鳥『あー、だめだこりゃ。』
「あ、あと、どうせ、向こうでベタベタ触られた体で私にくっついてたんだよね?」
深『いや……お風呂入ってちゃんと……』
「そーいう問題じゃない!!」
深『ご、ごめんなさい………』
岩『ただいまー!お邪魔しまーす!』
「あ!ひーくん!!」
私はダッシュでかけより抱きついた。
岩『え?(笑)』
「ごめんね、心配かけて………」
岩『大丈夫なの?』
「ん!大丈夫!(笑)」
深『…………』
岩『ゆりさん、すごい嬉しいけど、後ろ見て?(笑)』
「ん?」
深澤さんがこっちを見てるのはしってる。
岩『はい、離れよか。』
「………やだー」
すると引き離され、抱きしめられた………
「………」
深『だめ。』
「だったら……」
深『わかった。わかったから………ごめん。』
「…………バカ。泣」
岩『え?なに?(笑)』
飛鳥『仲直りにご協力いただきありがとうございます!(笑)』