グ『…』
『グルッペン様〜♡一杯いかがです〜?』
グ『…いやはや、有難いが、私は酒にめっぽう弱い、お気持ちだけ頂こう』
『あらそう…残念だわぁ…』
グ『ハハッ、そう悲しむでない、』
ト『グルッペン様、そろそろ、』
グ『む、もうそんな時間か、では、失礼するとしよう』
『また会いましょ〜♡』
グ『…』ニコッ
ト『グルッペン様、目当ての者は』
グ『まだだ、まだいない』
ト『どうしますか』
グ『そのままで良い』
ト『承知しました。』
今回のパーティーでは俺、トントンとグルッペンが参加する事になった。
ゾムやシャオロンは興奮してしまうからダメ
鬱はすぐ女に話しかけるからダメ、
逆にエーミールはぎこちなくなってしまうからダメ、
ロボロも同様、
オスマン、ひとらんらんはまだ練習中、
しんぺい神は医者のため、外交はやらない、
ショッピ、チーノは自分から嫌だと言っていた。
そして、外交に慣れているのは俺とグルッペンだ。
だがロボロにはインカムで指示を出してもらうことになった。
ロボロは頭の回転がはやいからだ。
今後もロボロは俺たちに指示を出すことになると思う。
俺の勝手な妄想だが、
ロボロの宝石の力は”声”に関係する気がするのだ。
もう一度言おう。俺の勝手な妄想だ。
グ『…!』
ト『…どうされましたか、』
なんか嫌な予感がするんやけども…
グ『ケーキがあるゾ‼︎行くゾトントン‼︎』
ト『……承知しました。』
やっぱり……後でしばく。
グ『うまい‼︎うまいゾ‼︎』
ト『ヨカッタデスネー』
グ『…?』もちゃもちゃ
ト『ハハ。』
ロ『ターゲット発見、繰り返す…』
グ『⁈』
ト『何処だ、何処にいる?』
ロ『人混みが少ない噴水付近や、仮面被っとるから顔は見えんけど、動きが怪しい』
グ『行くゾトントン』
ト『承知、』
グ『…』
?『……』
ト『…アイツかロボロ』コソッ
ロ『あぁ、多分な』
グ『お前は誰だ‼︎』
ト『グルッペン⁈』
ロ『…ww』
?『何故お前らに名を名乗る必要がある。』
グ『私が知りたいからだゾ‼︎』
?『…』
ト『…コネシマ…やろ…?』
?『…』
グ『言いたいことは色々あるが、帰るゾ、コネシマ』
グルッペンはそう言い、コネシマに近づこうとした。
が、
?『近づくな、下郎。』
グ『‼︎』
ト『…‼︎』
?『俺はお前らが言っとるコネシマっちゅう奴ちゃう。』
コネシマらしきものは柵の上に立った、
?『俺は…狂った犬だ。』
こう言い放ち、後ろへ倒れた、
グ『コネシマッッッッ‼︎』
グルッペンが柵の下を見ると、そこには誰も居なかった。
ト『ここ三階やで…』
グ『アイツの目…髪、手…』
ト『全てがシッマやったな…』
グ『あぁ、アイツが無事で良かった…。ロボロ、』
ロ『お、おう、何や?』
グ『私達はこれから戻る、アイツらを集めておいてくれると助かる』
ロ『りょ、』
グ『さて、帰るゾ、トントン、』
ト『あぁ、』
グ『…』
コネシマ…必ず救うゾ。
お前がまた、
笑えるようにー。
一章 完
コメント
6件
一章とても面白かったです! 2章待ってます
みいみさん‼︎ ありがとうございます♪ 早いもので、もう一章が終わってしまいたしたね‼︎二章、楽しみに待っていてください‼︎