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🐇side
ー連休明けー
🐇「ふぁ…」
幸せな連休が終わり、今日からまた日常に戻る。
そんな一学期の最後の連休が終わりを告げた。
🐤「しょーちゃんっ!おはよ!」
🐇「りうちゃん!!おはよー!」
えへへ、朝から幸せ!
🐤「連休終わって欲しくなかったなぁ…」
🐇「ぼくも…ずっとりうちゃんと居れたらよかったのに…」
🐤「!俺も同じこと思ってた、嬉しいw」
今日もきらきらしてるりうちゃん…
ふとした瞬間によく、「りうちゃんの隣は僕で本当にいいのか」なんて思う。
🐤「初兎ちゃん、?」
🐇「!ごめん、いこ!」
やっぱり不安はあるものだなぁ。
りうちゃんと昇降口で別れ、教室へと向かう。
何も無く平和に過ごせればいい。
そんな僕の想い__
🐇「へ…?今、なんて…」
そんな想いが、一瞬にして崩れ落ちる音がした、今日の昼休み。
先生「有栖、現実を見なさい。」
🐇「や、やだっ…」
先生「今日の放課後、先生の元に来なさい。
逃げたらどうなるか分かってるよな…?」
🐇「ひっ…」
薄らと笑みを浮かべ、まるで犯罪者の捨て台詞のように耳元で告げられた後、先生はその場を去った。
やだ、やだよ…
なんでこんなことにっ…
とにかく、りうちゃんには絶対バレたらあかん。
そう思う気持ちをぐっとこらえ、教室に戻ろうとしたその瞬間だった。
🐤「あれ、初兎ちゃん?」
🐇「!りうちゃん!!?」
バレたらあかん、そう決意して5秒でご本人登場。
そんな漫画みたいな…
🐤「どしたの?空き教室から出てきたけど…」
🐇「えっ…いや、その…
い、いえへん!!ごめん!!」
🐤「え…」
🐇「そ、それじゃ!!」
🐤「ちょ、ちょっと!」
呼び止めるりうちゃんを差し置いてその場を全力で離れた。
ごめん、りうちゃん…。
気づかれる訳には…いかんのよ…
ー🐤sideー
昼休みの出来事からぼーっとして授業が終わった。
HR…聞く気にならんなぁ…
💎「…なんかあった?」
🐤「…え?」
いつの間にかHRは終わっていて、部活行く人やら帰る人、バイトで帰る人とバラバラしていた。
💎「りうちゃん、初兎さんとなんかあったでしょ。」
🐤「…なんでわかったの」
💎「いやいやわかり易すぎw
で?どうしたの」
🐤「それがね…」
俺は、連休一緒にいれたこと、今日の朝までは特になんともなかったこと、さらにさっきの出来事までを簡潔に話した。
🐤「…ってことがさっきあって。」
💎「どういうこと…?なんでそんな急に…」
🐤「まさかっ…」
💎「いやいや!まって?初兎さんに限って浮気だなんt」
🐤「お腹すいてたのかな!?」
💎「…はあ?」
きょとんと間抜け面を見せるほとけっち。
🐤「お昼食べれてなかったから急いで戻らないとお昼休み終わっちゃう…とか?
いや、体調かな?先生からの頼み事…?それとも…」
💎「…りうちゃん…」
半分呆れ気味のほとけっちに対して疑問を返そうとしたその時、2人のスマホがなった。
同時にスマホが鳴るということは、基本は部活のグループLI○NEだ。
💎「っ…!?これは…」
🐤「え、何?誰?」
💎「…ん。みてみ」
🐤「なになに…え?」
ん、と見せてくれたほとけっちの画面には
“初兎さん:ごめん!今日の部活行かれへん…”
という文が示されていた。
💎「ねぇ、これ…」
なんだか、胸の当たりがざわついた
…気がした。
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つづくよ( ੭ ・ᴗ・ )੭
(※シリアス似合わなすぎな主No,1)
またまた遅くなりましたゴメンネ
あの、ないくん今からピアス開けるんですか?
同じタイミングで開けよかなって思ってる楓さん。どう思います?(※判断を読者に求めるな)
コメント
7件
めっちゃ気になるー!!!! 楽しみにしてる!!かえちゃんピアス開けた?!?!
うわっ…!見るの遅れた… 続きめっちゃ気になります!ピアスあんまり分かんないですけど、きっと 楓さんなら似合うと思います!!
🐰くんいったいどうしたんだ!?続きが気になりすぎる!!🐥くん天然なのか? ピアス開けるの素敵だと思います!