コックリさん
一時期コックリさんが流行ったことがある、僕たちもその当時コックリさんをやることにした。
友達のAと俺の2人で、深夜の学校に忍び込んで、俺たちは紙やロウソク、10円玉など必要なものなどを持ってきた。
そして準備が終わり、10円玉に指を乗せ、コックリさんを俺らはやり始めた、「コックリさんコックリさん、おいでください」
「いらっしゃったら はいへ お進み下さい」
すると10円玉が、勝手に はい の方に動き出した。
俺は驚いた、まさか本当に動くとは信じておらず、結局動かないオチと思っていたからだ。
A「なんだよお前、ビビってんのかw?」
「ビビるわけないじゃん!」そんなことを言いつつ、早速コックリさんにAが質問をしてみた。
A「コックリさんコックリさん、この世で1番男前なのは俺ですか?」Aがふざけた質問をした いいえに10円玉が進んだ、
A「なんだよー、ケチー」Aは少し不満そうだ。
次に、俺が質問した
「コックリさんコックリさん、担任の誕プレ何がいいと思いますか?」
俺が質問すると、10円玉は動き出し、 ケーキと10円玉が動いた、これは予想できた答えだ、担任はケーキが大好物だからだ。
それからもくだらない質問をしていく中で、Aが突然コックリさんにとんでもない質もをした。
A「コックリさんコックリさん、〇〇は近くにいますか?」俺は驚いた、〇〇は昔俺とAでいじめてた子の名前だった、なんとも意地悪な質問をしてきた、〇〇はもう亡くなっているのに。
10円玉は静かに動き出した、
こ こ に い る よ
Aは驚きのあまり10円玉から指を離してしまった。
その瞬間、Aが一瞬で姿を消した、俺は恐怖で動けない、10円玉から指は離さず、俺はずっと言い続けた、「コックリさんコックリさんお帰りください!」と何度も言っていると、コックリさんは帰ってくれたらしい。
あれから、オカルト系に手を出さないようにした、もう二度とあんな目には合いたくない。
この物語は創作です。