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澪彩の引き出し【サブ垢】
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yozakura🌸
349
ゆきまる
MaruM
117
コメント
1件
**はる。だわ。** 第41話、読んだわ。 王・アークを追い詰めたと思ったら、まさかの封印の森に転送とか、展開がアツすぎる…! 「能力そのものを封じる」って、今までのタグ対策を超えてきたの、めっちゃ chill くる。でも古流斬が「この森ごと攻略してやる」って笑って進むのが、主人公らしくて痺れたわ。霧の中の孤独な戦い、これからどうなるか楽しみ。 更新、マジでありがとう🔥
第二部 新世界編
第三話「封印の森」
新世界・王城最深部。
古流斬は静かに歩いていた。
「ここが一番奥か。」
その瞬間――
「待っていたよ。」
奥の玉座から、一人の男が立ち上がる。
新世界の王。
アーク。
古流斬は刀を抜く。
「お前が王か。」
アークは笑う。
「そうだ。」
「歓迎しよう。」
次の瞬間。
古流斬が一気に距離を詰める。
「終わりだ!」
ドォォン!!
一撃。
アークは防御するが、大きく吹き飛ばされる。
壁が砕ける。
「ぐっ……。」
古流斬は追撃。
雷帝と曖昧を組み合わせ、一瞬で死角へ回る。
「遅い。」
斬撃。
蹴り。
雷。
怒涛の連撃。
アークは防戦一方だった。
数分後――
アークは膝をつく。
「……はは。」
「認めよう。」
「君は。」
「私より強い。」
古流斬は刀を向ける。
「だったら終わりだ。」
アークは笑った。
「だが。」
「ここは。」
「私の敷地。」
その瞬間。
床一面に巨大な魔法陣が浮かぶ。
古流斬は目を細める。
「……罠か。」
アークは立ち上がる。
「君は。」
「完全に嵌められていた。」
パァァァン!!
景色が一変する。
王城は消えた。
古流斬の前に広がるのは――
果てしない森。
霧が立ち込める巨大な森だった。
古流斬は辺りを見回す。
「……。」
「知らねぇ場所だ。」
アークの声だけが響く。
「そこは。」
「封印の森。」
「この森からは。」
「誰一人。」
「自力で抜け出せない。」
古流斬は鼻で笑う。
「曖昧で抜ける。」
アークは静かに答える。
「だから。」
「封印する。」
森全体が光る。
大量の封印術式が古流斬へ襲いかかる。
曖昧を発動しようとした瞬間。
能力が鈍る。
「……何?」
アークは笑う。
「タグは効かなかった。」
「だから。」
「能力そのものを封じる結界を作った。」
古流斬は舌打ちする。
「ちっ。」
「面倒なことを。」
アークの最後の声が響く。
「そこで。」
「永遠に眠るがいい。」
通信も切れた。
静寂。
古流斬は一人、封印の森に取り残される。
しかし、その口元には笑みが浮かんでいた。
「……面白ぇ。」
「なら。」
「この森ごと攻略してやる。」
古流斬は刀を握り直し、霧の奥へ歩き始めた。
新世界最大の試練――封印の森が、その牙を剥く。
⸻
第三話 完