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運営さんに悉くセンシティブにされる、、、泣
恐らくそういった表現があるからだと思いますが、今回もガッツリではありませんので!
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凪ちゃんと契約を済ませ、正式なパートナーとなった後、軽くお試し程度に放課後プレイをする誘いをされた。
少し緊張はするも嫌なんて事はない。
特に断る理由もないのでそれを承諾し、約束した。
今はそれまでの時間の間に、図書室で本を読み漁っているところ。
まぁ、、軽い調べ物だけど。
『(ん〜、、こんくらいか)』
今俺の手にあるのは、Dom/Subについての本と、プレイについての本それぞれ二冊。
それと、Switchについて詳しく書かれた本。
Switchはダイナミクスを持つ性別の中でも珍しく、その中でも自主制御が出来ない俺は特例であるため、そう言った内容に関する書籍は少ない。
一冊でもあるだけマシだけど、とりあえず今はなんでも良いから、凪ちゃんと会う前に分かる事だけ分かっておきたい。
凪ちゃんに全部一任するわけにもいかないし。
俺は綴られた文章を目で追い、本のページを捲っていった。
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『…あれ、もう時間だ』
体感ではそこまで時間が経っていない様に感じたけど、意外と進んでいた様で、既に時刻は四時過ぎを指していた。
気が付けば凪ちゃんから「すみません。場所は私の家でいいですか?」という連絡が来ている。
丁度キリの良いところで読み終わってたから、俺は持って来た本を本棚に戻し、凪ちゃんに「いいよ」と返信する。
、、、なんか、今更緊張して来た、、。
まぁでも、大丈夫か。
そんな気張らなくても凪ちゃん、なら、、
凪ちゃん、、なら…
その時、脳裏に映るのは、縛り付けられる様な凪ちゃんの視線と表情。
“私のものって感じするでしょ”
それはあの時言われた言葉。
『(ぁ〜〜、、ッ違うんだよぉ、、、)』
いやもうあんなんで余裕無くなってたら、この先持たないって俺。
…でも、あの時のぞくぞくとした感覚は今でもはっきり覚えてる。
─もう一回、“味わってみたい”なんて思っちゃうくらいには。
多分これが、Subの支配されたいとか、束縛されたいという特徴なんだろう。
習って来たから辞書的な意味は知ってた。…けど、俺は今までずっとDomだったから、感覚的な意味では知らなかった。
『…Subって、こんな気持ちなんだ、(ボソッ…』
手を胸に当てて、小さな独り言をボソッと呟いた。
?「、、、へぇ…。」
─それが誰かに聞かれてたなんて、凪ちゃんの事で頭がいっぱいだった俺は気づかなかった。
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『…あ、凪ちゃん、お待たせ』
待ち合わせしていた場所に行くと、そこには既に凪ちゃんがいた。
sk「いえ、私も今来たとこなので」
「さ、行きましょう」と言って、凪ちゃんは俺の手を引いて、ちゃんとリードしてくれた。
──凪ちゃん家についた頃、辺りはもう夕暮れに呑まれて来ていて、日は沈もうとしていた。
凪ちゃんは鍵で家を開け、俺は開いたドアを押さえ、二人で中へと入る。
『お邪魔します』
sk「いらっしゃい。そこ、洗面所なので」
そう指さす先には、手洗い場つきの脱衣所。
はーい、と返事をしながら俺は言われた方へ向かい、用意されてあった石鹸で手を綺麗に洗い流す。
それから軽い荷物だけ置いて、とりあえずソファーの左側にちょこんと座る。
妙にそわそわと緊張して姿勢を立てていると、キッチンにいる凪ちゃんが口を開いた。
sk「、、なんか、緊張しますね」
『、、うん。…そうだね』
少し真剣みの混ざった何とも言えない空気感。
共感は出来るけど、、どこか気まずくて返し方がぎこちない。
そんな俺をなんとなく察してくれたのか、
sk「まぁでもそんな気を張らなくても良いですよ、リラックスしましょうリラックス」
sk「はい。これ」
と、凪ちゃんは俺にマグカップに入った紅茶を手渡してくれた。
『ぁ、ありがと、』
sk「いえ、先にご飯でも済ませます?せっかくなので何か作りましょうか?」
あーーー、、
『いや、ご飯は俺が作るよ』
sk「え、いいんですか」
『うん』
凪ちゃんに包丁は持たせちゃダメだ。
何てったって過去、コイツは包丁でにんにくを押し潰したんだから。
流石に任せられない。心配すぎて。
という訳で俺が二人分の夕食を作る事になったけど、軽く済ませるくらいでいいだろうと思い、簡単にパスタでも作ろうかという思考に行き着いた。
流石にある程度の調理器具と材料はある。パスタの麺もちゃんとあった。
それに安堵しつつ調理を進める事数十分、
『、、ん、できたよ』
sk「え、早くないですか。私何もしてませんけど」
そう凪ちゃんは、二つの大きめのお皿に装われたパスタを持ってテーブルに置く俺を見て言う。
『いいよ全然、家泊めてもらってるし』
『ほら、冷めちゃうから…早く食べよう?』
ね?と言いながら凪ちゃんに新しい紅茶を渡した。
sk「…一応私がリードする側なんですけどね」
『まぁまぁ、こう言う時ぐらいは良いじゃん』
とりあえず、二人で世間話でもしながら夕食を口にした。
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「『ごちそうさまでした』」
夕食が食べ終わり後片付けも済んだ頃。
凪ちゃんがソファーの中央に足を組んで座った。
それを手を洗浄しながら見ていると、
sk「セラ夫、“こっち来て下さい”」
『ッぁ、っ、、(ドクン』
あの時と同じ、心臓がドクンと鳴って、“支配されたい”欲求を直接唆られる様な感覚。
俺の身体は正直に凪ちゃんの方へ身体を寄せる。
sk「座って。凭れても構いませんから」
『う、ん…』
凪ちゃんの指示に従い、ソファーに座る凪ちゃんの膝に腕を組んで凭れる。
…ぁ、、良い匂いだ、、、。
てか、凪ちゃんやっぱ美人だなぁ、、、。
紺青色の眼は透き通っていて、横髪を耳に掛ける姿は妖艶に映り、思わず目を惹かれてしまう。
sk「そんなに見つめて、、、もしかして見惚れてたんですか?」
そんな俺の視線にすぐ気づいた凪ちゃんは、悪い笑みを浮かべて攻める様な言葉を口にした。
図星を突かれ恥ずかしくなり、思わず目を逸らせば、“こっちを見ろ”とでも言う様に下顎をなぞられクイッと引かれる。
気づいたら凪ちゃんとの距離は僅か数センチで、ジワジワと顔が熱くなっていくのが分かる。
『な、ぇ、、ぅ、、、//』
sk「ふふっ、戸惑っちゃって…可愛いですね?」
と言い、ふわりと微笑まれる。
sk「では、始めましょうか、♡」
凪ちゃんのその合図と共に、初プレイが開始された。
その時の凪ちゃんの目は紛れもなく、Domそのものだった。
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