お久しぶりですね。
急に始まります。
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そう。
全ての始まりは
ここから始まった。
私は研究に浸かってから、モンスターからかけ離れていた。
きっと私はもう人間でもモンスターでもないなにかなのだろう。
人間もモンスターもこんなに愚かだと思うくらいには私は変わってしまったのだ。
いや、今考えて見ると、生まれた時からこうなる運命だったのかもしれない。
「Gaster視点 」
この世界には、クソな物しかない。
そう、私は思い込んでいた。
親の顔も知らない私がどうやってか産まれた時、最初に聞いた言葉は
「化け物」
だった。
そして、私は私のことを化け物と呼んだ奴らに、力ではなく、才能でねじ伏せていった。
私は産まれた頃から世間では「天才くん」と呼ばれるような物だったらしく、
私は周りと少しズレていた。
周りが勉強している時、私は発明を研究。
周りが遊んでいる時、私はコアの設計図を考え、
周りが寝ている時、私は呪いのように研究していた。
皆から変な目でよく見られた。
何故だろうか?
確かに、私はモンスター、人間ではない。
だか、それは皆命ある物と言うだけで同じ生物なのだ。
だが違った。
そんな事はなかったのだ。
人間はモンスターである物を力がある限り殺していった。
誰か言ったんだ。
「モンスターと人間は分かち合えないもの」
違う生物なのだと。
そんなことがあるのだろうか?
私たちはみんな命があり、生物なのに?
やはり人間とは、愚かなものだ。
どんどんモンスターが人間に殺されて行った。
事の発展は噂によると、どうやらオウサマ…
“アズゴア・ドリーマー ” オウ
の息子の
アズリエル・ドリーマーが人間に殺されたから
らしい。
私達モンスターは人間より遥かに弱い。
人間達はもう二度と私達が姿を現さないように、とても頑丈な結界を張り、
地下に封じ込めた。
モンスター達は醜く足掻き回った。
それでも無理で、
無理で、
無理で
無理で
無理で無理で無理で無理で無理で無理で、
皆は外に出るのを諦めた。
愚かな物だ。
あんなに必死に足掻いていたのに、。
私はよく「これだから天才は、、。」とか、「天才はいいよな」とか、「努力しなくてもいいくせに」とか、散々なことを言われることが多くなった。
その度に私は思う。
「天才だからなんだ?」
「努力してない訳がないだろう?」
と。
私はモンスター達が足掻き回ってる間、ずっと研究してきた。
研究だけに没頭してきたのだ。
皆の為に、コアを作り、エネルギーを作った。
それによって、植物が育つ様になり、綺麗な水も安心して皆さんに届くようになった。
そして、私は地下1の研究者になり、
仕事仲間(フォロワー)達も数人増えた 。
そして、私はついに結界の破る方法を見つけ出した。
それは、 「人間 の 魂や決意がある物 を 7 つ 集める 事」
アズゴア王 に言ったら 眉間に皺を寄せて、俯いてしまった。
何故だろうか?
別に私達の仲間を殺した奴ら。
そいつらを人間を殺せばいいだけ。
逆襲だと言えば、きっと殺されたモンスター達も協力してくれるだろうに。
私はアズゴア王の感情があまり理解できなかった。
まぁ、私は元から感情なんか理解したことなんかないけれどもね 。
時は流れ…
190x年 〇月▶日
研究をしている時、川から人間が流れてきた。
だが、Soulはないようだ。
きっと、ロイヤルガードが魂を抜き取り、アズゴアに渡し、死体は川に捨てたのだろう。
アズゴアは死体を集めているが、なんのためなのか未だに不明だ。
この死体の骨と微かに残ってる決意を使って研究してみよう。
死体の皮はアズゴアに渡すことにしよう 。
〇月▼ 日
もう少しだったが、決意の量が多かった見たいだ。
ドロドロの液状になってしまっている。
でも一応生きてそうだ。
観察を続ける。
〇月▽日
水道から出てこなくなった。
そのまま放置しとこう。
流れると困るので、この水道は使わないことにする。
200x年
■月✖︎日
またもや研究物が落ちてきた。
前と同じように皮だけアズゴア王に渡そう。
嬉しいことに今回の決意の量はとても多く残っている。
少しでも取り忘れがないように決意をとることに成功した。
決意の量はモンスター1つのSoul分の量はある。
これでモンスターを作ってみることにしよう。
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Soul作りはやはり難しい。
決意は液状になのだが、決意が強すぎて普通の試験管や保存管に入れても直ぐに保存する方が溶けてしまうことがわかった。
なので、私が発明したこの
何をしても溶けなーい!!なんか凄い保存管!!
…まぁ、ネーミングセンスの事は置いといて、
その保存管で決意を保存しているのだ。
その次に私は決意をSoulの形にさせることに集中した。
決意をSoulの形にさせる為には、それ程時間はかからなかった。
モンスターとは、夢や希望、思いやりなどからできている。
それを元に液状の決意に
優しさの元に似た物
夢の元に似た物
希望の元に似た物
を含ませた。
そして、最後に私のSoulの欠片を含ませたら、形はSoulの形になり、
自分の意志を思い出したかのように動き出した。
私は少し警戒をしたが、激しい動き等はせずに、ふわふわと私の方にきて、止まった。
止まった隙に、私は直ぐSoulの保存管にこのSoulのような物を傷つけないよう慎重に入れた。
このSoul保存管…
そうだな、Soulを保つための
なんか凄い保存管2号
には、特別な液体が入っていて、そのお陰でこのSoulに似た物は生きてられるのだ。
まぁ、とりあえず魔力(液体)の塊のようなものにふわふわと液体のなかで揺れているSoulを漬けておいて、私は次の実験に取り掛かろう。
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長くなりそうなので、ここで一旦切ります。
何故か続きました。
今回はほぼSoul作りの話ですね。
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3分クッキング(soul編)