それから、俺は翔太に少しずつ昔の話をするようになった。
💙「ねぇ、昔の俺たちはどんなだったの?」
💚「めちゃくちゃ仲良かったよ。中学も高校もよく一緒に帰ったし、放課後もずっと一緒にだったよ 」
💙「そうなんだ」
翔太は申し訳なさそうに笑う。
💙「でも、なんか……楽しそうだな」
その言葉に、俺は嬉しくなった。
そしてある日。
💙「亮平!」
翔太が、無意識に俺のことを昔と同じように呼びかけた。
💚「今、なんて?」
💙「え?あれ…無意識に下の名前で呼んだわ笑 」
翔太は少し照れたようにしている。
久々に翔太から”亮平”と呼ばれたのが嬉しかった。
翔太の中に、俺との記憶が戻ってほしいなと願う。
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この話終わったら次何書こっかな?リクエストあれば欲しいです!