テラーノベル
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「やぁっ…………あうっ……あんっ……あっあっ…………ひゃぁっ」
拓人が膝を浮かせ、優子の腰を結びつけた部分に押さえて、速いリズムで突き貫いている。
「ほら……啼けよ………もっと啼けよ……」
「ああぁぁ…………こんな……っ…………だ……めぇっ…………んあぁっ」
狂気を孕ませた彼の律動に、女は、苦痛と快感をない混ぜにした面差しで、肢体を揺さぶられている。
優子の身体が伸び上がり、背中が弧を描き始めると、天を仰ぎながら小刻みに痙攣し始めた。
「イくんだろ……? イけよ……。俺も…………イきそ…………ぐっ……っ」
拓人の肉槍が女の中で膨張し、脈が打つのを感じると、肉襞がキュウキュウに締め上げてくる。
「だめ…………だめだめっ……んあぁぁっ………イッ……イッちゃ──」
「んぐっ……っ…………くっ…………はぁっ──」
痛烈な腰の律動で、優子の身体は拓人の上に崩れ落ちると、肉杭が一際大きく震え、女の中に吐精させる。
(こんな激しいセックス……久々かもな……)
彼と優子は、ぐったりしながら、ソファーの上で動けずにいた。
「あんたさぁ……」
ようやく身体が動けるようになった彼は、優子から離れ、心地いい気怠さを感じながらコンドームの処理をし始める。
「マジで前職…………風俗嬢だったんじゃないの?」
「そっ…………そんなわけないでしょ!? 普通に仕事をしてたしっ……!」
照れているのか、女が狼狽えたような表情を覗かせる。
「ま、でもこれから先、身体で稼いでいくんだから、いいんじゃん?」
「うっ……うるさいわね……」
「ククッ……」
拓人は、何だかおかしくなって、小さく笑いを零した。
「なっ……何がおかしいのよっ」
「いや……セックスが終わると、気の強いあんたにソッコーで戻るんだと思ったら、笑っちゃっただけ」
拓人の言葉に、優子がムスっとしながら、眉間に皺を刻ませた。
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