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「お疲れ様でしたー!!」
バラエティの収録が終わった5人。
運動系の企画は2時間のライブをこなす人でも身体に響くようで。
吉田に関しては足が壊れちゃう、床と同化するように横たわっていた。
「なっっさけないねぇ」
そう太智はぐったりとする吉田を下にニヤニヤと見下ろす。
吉田は顔で何とか威嚇するのに精一杯だった。
「ほら仁人。楽屋戻るよ~」
佐野が吉田に手を差しのべる。
吉田除く他3人が少し微笑ましく見ているのを知らずに。
「……悪い、ありがとう」
「いーのいーの」
佐野の支えを借りて何とか立ち上がった時。
「うわっ」
足を酷使したからか、吉田は足に力が入らずよろけてしまった。
コケると認識した吉田は反射的に目をつぶってしまう。
「っと、大丈夫か、?」
「あっ……」
よろけた体を佐野の腕と大きい手で支えられる。
まるで抱きしめられているかのように。
しかも。
吉田の顔の近くに佐野の顔があるのだ。
『やばい、心臓がうるさい、、、』
「……ふふっ、顔近ぇな」
「んなっ……!?」
咄嗟に抱きしめられていた腕を強く押し離す。
耳が真っ赤になってないかと吉田は手で両耳を覆った。
「なんだよ~俺と仁人の仲だろ~?」
「いや、急にそんなこと言われたら誰でもびっくりするだろ…」
『そんなお前に恋してる俺の気持ちにもなってくれよ』
「悪い悪い!じゃ、楽屋戻るか!」
「……うん」
何事も無かったかのように、佐野は楽屋に戻って行った。
それに遅れて吉田と見守っていた3人もついて行った。
「…はやちゃん、もろ顔にでてたね」
「んね。後は時間の問題やろなぁ。多分もうそろそろやろ」
「みまもっとこーや」
他3人がコソコソと話しているのを、吉田は知らない。
ちゃ