俺と元貴は10年以上の仲だ。
俺らの間には、隠し事なんてないし、強い信頼関係で結ばれた゛親友゛だと元貴は思ってくれているんだろうと自負している、
でも親友だと思っているのは、元貴だけ。
俺は元貴に対して親友以上の、特別な思いを抱えている。
ずっとずっと元貴のことが好きだった。中学生の頃からずっと。愛しているんだ元貴のことを。
元貴の白い陶器の様な肌、目を伏せた時の長い睫毛、黒くてサラサラした髪、いつも微笑んでる様な口角の上がった口元。
蕩けるような甘い軽やかな歌声。
そして、常に自由でいたくて、それでいて誰よりも寂しがり屋なところ。
全てが愛おしい。
でも決してこの気持ちを誰にも悟られてはいけない。涼ちゃんや、周りの皆にも、もちろん元貴にも。
バレたら、今までのように過ごせなくなる。
紆余曲折を乗り越え、3人で積み上げてきた大事な居場所を、俺の感情で壊す訳にはいかない。
俺は元貴と涼ちゃんと音楽をずっとやっていけたら幸せ。この気持ちには蓋をするそう決めていた。
あの日までは…。
初めまして、ちぃです。
今までは読む専で、色んな方の作品を読ませて頂いてました。そして、自分でも書いてみたい欲が湧いてきて作品を作ることにしました。
こういう小説を書くのは、初めてなので、文章が変だったり、誤字があったり、メンバーのキャラや話し方が掴めてなかったり等、至らぬ所も多くあると思いますが、温かく見守って頂けると幸いです。
コメント
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コメありがとうございます✨ 続き楽しみにしていますので、頑張って下さいね✨