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💀「………あ、」
7月24日________
💀「……俺の、1周忌………」
俺が死んだ日
何もかも失って何もかもどうでも良くなって
せめて好きだった澄んだ空に飛び込んでみたかったから
ビルの屋上から飛び降りた日
💀「………まぁ、どうでもいいか、」
でも、俺は思った
💀「……リア主の奴、何してんだろ…」
ふと気になったので
自分の墓を見に行った
💀「………あれ、?」
墓が綺麗だ。
花も供え物もちゃんとある
💀「……どういうことだ…?」
ふと辺りを見廻す
森を出た先に有る崖。
俺が好きだった澄んだ空が良く見える場所
リア主と偶に来てた気がする
墓に目を戻したところであるものが目に入った
💀「……!!」
其れは手紙だった。
内容は
『緋音へ。そっちで飲む酒は美味いかい?
お前は日本酒でも飲んでるんだろうな。多分
そっちで皆と仲良くやれよ 粹都 』
💀「……バーカ。俺は手前の事見てるよw」
手前が死ぬ迄ずっと憑いててやるよ
1章END『憑いてる死者と人間のようなナニカ』