キャラ崩壊注意
口調は安定しない
今回は半グレが出てくる。
セリフ調
何話か進む。
華太が華ちゃんで小峠華太ではなく本名がある
華ちゃん愛され
エロはないです!!
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私の名前は九条華。九条家当主となったのが心底嫌な武闘派の極道だ。
おやっさん『華太…いや、華。お前さんに何があったんだ。九条家の当主とはどういう事だ。』
カシラ『落ち着いて話してくれよ。小峠』
おやっさんにも話す時が来たのか…俺の隠してきた秘密と彼との関係
華『私は、旧華族である九条家の”唯一の跡取り”として生まれこの度九条家当主となる九条華です。』
カシラ『唯一の跡取りだと?』
おやっさん『お前さんには兄貴がいるんじゃねぇのな?』
華『兄は生まれつき足がなく病弱でいつも車椅子かベットで過ごしていたためです。』
兄は生まれつき足がなく自由がなく少しでも動くと吐血や嘔吐、頭痛が続く日々。そんな兄からの圧は尋常ではないものだった。
華『そんな生まれつき自由のない兄と優秀な跡取りの欲しい両親は私から自由を奪ったのです。』
秒刻みで詰め込まれたありとあらゆる学問 全て完璧にこなさなければならなかった。愛も情もなかった両親の元に産まれてこなければよかったと思った日々。
カシラ『そんなお門違いがあったんだな。』
華『そして私の婚約者はまだ私が4歳にも見たい頃に決まりました。』
おやっさん『ふむ、それがあの藤原貞治というわけか…』
華『いいえ、おやっさん 当時の私の婚約者は別にいました。当時、私の婚約者だったのは銀田家次男 銀田栄角様でした。』
おやっさん『銀田栄角とはたしか小林の所属していたCODE ELのトップに君臨していたあいつか!』
そう私の元々の婚約者は銀田栄角様。銀田様はとてもお優しい方でしたが亡くなってしまったからお父様も必要なくなったんでしょうね。
華『はい、彼が亡くなったしまったためその代わりに藤原貞治様を婚約者に仕立てあげた。しかしこれは、すべて御膳の指示だったんだと思います。』
カシラ『どっ、どういう事だ。』
華『今、政治界隈では革命が起きようとしていましてそれをやっているのが御膳と秋月義一氏とエルペタスという組織の人達です。おそろく彼らの目的は秋月議員側の名家の人と私を無理矢理にでも結婚させ私の父と兄の遺産手に入れ当主である私の肩書きを最大限に利用する事だと推測できます。』
おやっさん『成程な、んでなぜお前は極道になろうと思ったんだァ?そんな家の跡取りとして産まれてきたのになぜ命を捨てに来た。』
このことには少々訳があった。
華『私が高校3年生の頃に路地裏に連れていかれた時がありましてその…相手の人達を完膚無きまでに叩きのめしてしまってその姿を江藤の兄貴に見られて勧誘されて入門しました。』
カシラ『江藤がか…』
華『きっと私の事を男だと勘違いしたんだと思います。』
何を隠そう私の胸はBよりのAカップだからなほぼまな板のようなものだし同時 制服としてスラックスを履いていたためきっと男だと錯覚したんだろう。
華『極道の人達は仁義を重んじる人としない人がいて重んじる人は仲間を家族のように接することが多いと聞き私は本当の家族じゃなくてもいいから家族の温もりを感じてみたかったため田頭組に入門しました。』
おやっさん『………』
華『そこから私は様々な雑用をこなしてきました。そんな生活を苦しいと思ったことは1度もありません。それよりも家での扱いの方が酷かったので…』
カシラ『お前も苦しかったんだな。』
華『そんなある日、シマの見回りをしていた時に城ヶ崎という男に出会いました。』
カシラ『なっ!あの城ケ崎か?!』
華『はい、城ヶ崎は金目当てで私を連れ去ろうとしました。』
おやっさん『金だと?』
カシラ『そんな莫大な金がか?!』
そりゃあそうですよ。九条家は代々先祖が残したとされる金が大量にありますから…
華『それほどまでに”九条家 次期当主”が絶大な影響力をもっているのです。』
当主になることが決まった私には100億以上の価値があり、そうなるとおやっさん達に危険が来る。
おやっさん『そうかそうか、それでお前はこれからどうするんだ。ここは今やお前の家でもあり家族でもあるんだぞ。』
カシラ『ああ、お前の好きにするといい。 いつも我慢させているからな。』
おやっさん…カシラ…私は九条家を継ぎたくないし、藤原貞治とも結婚したくない、ここにいたい”偽っていた私”を愛してくれたここにいたいこんなことが言ってもいいのかな
華『私は…私は!!』
華『うわぁ!!』
おやっさん『なんだ?!この音は!!』
カシラ『襲撃か?!おやっさん逃げましょう!!』
天羽組に襲撃をしかけてきやがって。一体誰が?…
東雲『ここか、あの女がいる場所ってのは』
秋元『あの子が素直な子だったらいいねぇ〜』
麻生『ふぅーん、なかなかバリューありそうなやつ多いじゃん。』
我妻『やぁー、天羽組の皆さん俺たちは戒炎と羅威刃。狙いはここにいるという”九条家のお嬢さん”全力を尽くそうか』
なんと戒炎と羅威刃の野郎共が襲撃をしかけてきた。何故だ?奴らは京極組と抗争中のはずなのに……あっ金か
華『私は見てきますのでおやっさんとカシラは逃げてください!』
おやっさん『ああ、わかった。』
カシラ『気をつけろよ』
私は急いで爆破の元に行った。
そこでの光景は異常だった。
速水・宇佐見『ぐぅっー!!』
飯豊・工藤(恒)『『……』』
華『はっ?!速水、宇佐見、飯豊、工藤!!!』
そこには横に倒れている舎弟たち。
こんな時に限って兄貴達は見回りだし…
秋元『あっれ〜?九条家のお嬢様はどこだァ〜』
東雲『チッここにいるはずなんだろ!』
あれは羅威刃の秋元と東雲
我妻『あっ君は確か天羽組の中堅、小峠華太。ちょうどよかったよ …麻生』
麻生『はいはーい、じっとしててよね』
華『なっ!離せ!!』
こいつらは戒炎のボス我妻とNo.2の麻生。
我妻の言葉に反応した麻生は私の手を後ろで拘束した。
我妻『ジィ やっぱり君だったんだァ。』
華『は?なんのこと。』
我妻『俺らの狙いである九条家のお嬢様。』
華『なっ何を根拠に!』
麻生『君のこの髪ウィッグでしょ?』
華『……チッ』
こいつらにはバレていたのかよ…
麻生『ちょっと取ってみてよ 我妻ちゃん』
我妻『いいねな 面白そうだ。』
華『やっめっろ!』
なんの抵抗も出来ずに私はウィッグを取られた。それによって隠していた長い髪もバレた。
麻生『なっ!なんというかびっ美女だな。』
秋元『へ〜ぇ〜、君っそんな顔してたんだね』
東雲『まぁ、それなりに美人だ』
我妻『……………』
ケッ見せもんじゃねぇんだよ!私はな
我妻『そうだ、君と取引しよぉ。』
華『取引だと?』
我妻『そう、君が大人しく着てくれるんだったらそこら辺にいる舎弟は殺さい。君が抵抗するんだったら舎弟を殺して無理矢理連れ去る。さぁて賢い君だったらわかるよね。』
……私(俺)が犠牲になれば飯豊達は殺されない。
華『いいですよ。ただし、最後に話したいことがあります。』
我妻『いいよ。それくらいなら許してあげるからさ。』
私は取引を呑み、我妻たちの元へと行く。
そして最後の伝言は速水に言うとする。あいつが1番軽症だからな
華『速水、俺からの最後の兄貴命令だり兄貴たちに伝えておいてくれ俺は…私は九条家当主となった九条 華です。誠に勝手ですが金輪際、私は天羽組にはもどりません。私は貴方達に会えたことが何よりも嬉しかったです。私は世界一の幸せものです。さようならってな』
速水『くっ、わかりました。』
速水は泣き崩れ、私は綺麗に笑っていた。
それから私は車に乗せられ九条家 本家の方に連れていかれた。
そこで待っていたのは…
終わり
続く
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