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その時。 執務室のドアの外では、カイルが薔薇の花束を抱え、自信満々に立っていた。ギルバートから「女性は花を贈ればイチコロっすよ」と吹き込まれ、ソフィアの目覚めを待っていたのだ。
(……加齢臭……お、おっさん……?)
(ガーン!)
カイルは、抱えていた薔薇の花束をボトりと落とし、その場に膝から崩れ落ちた。
震える声で独りごちる。
「嘘だ……。俺は毎日、最高級の香油の風呂に浸かっているというのに……。まだ23歳、ソフィアと5つしか変わらないんだそ……!?」
#溺愛