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#リゼロ
すず
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第19話『最強の武』
函谷関中央戦線。
両軍の兵士たちが大きく距離を取る。
誰もが戦いの手を止めていた。
その視線の先には二人の巨人。
蒙武。
汗明。
中華最強を争う二人の武将が向かい合う。
汗明は巨大な矛を肩に担ぎながら笑った。
「ようやく会えたな。」
「秦の怪物。」
蒙武も不敵に笑う。
「無駄口は嫌いだ。」
「来い。」
次の瞬間。
ドォォォン!!
二頭の馬が同時に駆け出した。
大地が揺れる。
そして。
ガァァァン!!
矛と矛が激突した。
衝撃波のような音が戦場全体へ響く。
近くの兵士たちは思わず耳を塞いだ。
「何だ今の音は…!」
「人間の戦いじゃない…!」
汗明は笑みを深める。
「良い!」
「実に良いぞ!」
再び矛を振るう。
一撃。
二撃。
三撃。
どれも岩を砕くような威力だった。
しかし蒙武は受け止める。
そして押し返す。
その頃。
函谷関本陣。
じゃぱぱたちは決断を迫られていた。
函谷関を守るか。
蕞へ向かうか。
のあが地図を見つめる。
「時間がない。」
「李牧軍は既に山道を抜け始めてる。」
もふが腕を組む。
「でも全軍を動かせば函谷関が危険。」
沈黙が流れる。
その時。
天幕へ一人の男が入ってきた。
麃公だった。
「聞いたぞ。」
じゃぱぱが振り向く。
麃公は豪快に笑った。
「蕞へ行け。」
全員が驚く。
「いいの?」
麃公は頷く。
「ここは俺たちが守る。」
「だが李牧は危ねぇ。」
「奴は戦の匂いじゃなく、国の心臓を狙う。」
その言葉にじゃぱぱは目を見開いた。
麃公もまた本能で李牧の恐ろしさを理解していたのだ。
一方。
韓軍戦線。
張唐率いる軍が、ついに韓軍本陣へ迫っていた。
なおきり隊も共に進軍する。
前方には毒煙。
倒れた兵士たち。
そして。
黒い天幕の前で待つ男。
成恢。
成恢は笑った。
「老いぼれが。」
「死にに来たか。」
張唐は剣を抜く。
「貴様だけは許せん。」
二人の因縁もまた決着の時を迎えていた。
北方戦線。
王翦の伏兵によって、燕軍は苦戦していた。
だが。
オルドは諦めない。
「まだ終わってねぇ!」
山岳民族の戦士たちが再び崖を駆ける。
王翦は静かにそれを見つめていた。
「しぶといな。」
そして夕刻。
じゃぱぱは決断する。
「蕞へ向かう。」
「李牧を止める。」
虹桃軍団の半数が出発準備を始める。
シヴァ。
のあ。
もふ。
なおきり。
精鋭たちが馬へ乗る。
その時だった。
遠くの戦場から歓声とも悲鳴ともつかない声が上がる。
中央戦線。
蒙武と汗明の一騎討ちが大きく動いたのだ…。
二人の矛が再び激突する。
そして次の瞬間。
汗明の口元から初めて血が飛び散った…。
コメント
1件
お、来た来た第19話!蒙武vs汗明、ついに最強対決かっこよすぎる…。一撃一撃が大地揺らす感じ、戦場の空気が画面越しに伝わってきたわ。麃公の「蕞へ行け」も熱いし、張唐vs成恢の因縁にも胸熱。でも何より気になるのは汗明の口元から血が飛んだシークエンス!ついに動いた…これどう転ぶ?続きが待ちきれない🔥