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聖夜終わりの君と僕


「ふぅ、もうクリスマスも終わりかぁ…」

結局クリスマスらしーことしなかったなぁ…

なんて、嘆きながら、なんかコンビニケーキくらいは、と、外に出る

「うぅ…さみ」

ふぅ、と息を吐くと白い息になる

大分寒いな…昼はもう少し暖かかったんだが…

なんて少し悪態を心の中で吐きながら

「急ぐか」

と、コンビニまでの道を急いだ…ところで

「んぁ、」

「…ん、あ!」

「せーんぱーい、なんだぁ、先輩もぼっちですかぁ?」

「うっせ…ぼっちじゃ無いし」

なんて、僕が苦し紛れの言い訳をすると

「あっれれ〜?彼女さんいましたっけ〜お姿が見えないなぁ〜?」

「…家に居んの」

「…いやいやぁ…圧倒的ぼっちですよ、側から見ると」

「え、ま?」

「はい、まじです」

ぼっち…まっさかぁ、なんて思っていたのに…

だが、まぁ…うん、嘆いても仕方ない

「先輩ビジュは良いのに勿体無いですよね…」

「関係ないだろ、つかもうクリスマスも終わる」

「あーとー…7分ですね〜」

「…早いな」

なんて、僕が感情に浸りながら言う

「かっこ、ついてませんけどねぇ…それ」

「…うっせ、ビジュいいんだったら良いだろ」

「あはは、そう言うとこだと思いますよ〜?」

「…そうか、?つか、さっさとコンビニ寄んないと…」

思い出した様に僕が言うと

「へっへっへ…」

と、ニヤリと笑いながら袋を取り出す

「うっわ、ケーキ買ってやがる」

「これでケーキ系全部売り切れてました」

「マジか、買っときゃよかった」

と、僕が嘆いてると

「二個あるんで、食べます?」

「あー、良いのか?」

「代金は貰いますよ先輩」

「わぁってるって」

と、しっかり代金は払い、ケーキを口に放り込む

「あー、甘」

「ちょ、文句言うなら返して下さいよ」

なんて僕の手からケーキを奪おうとするその手を払いのけ

「へっ」

と、今度は僕がニヤリと笑い、珈琲を取り出す、しかも二個

「うっわ…代金払うんで下さい」

「お買い上げありがとーございますー」

「上司としての尊厳はないんですか…」

「ねぇなぁ…なんでうちに、もうクリスマス終わりか」

「ですね…」

「んじゃ」

「はい」

「「メリークリスマス」」

「「また明日」」

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