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てく
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#和風
渚
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国大好きマン
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81
五日目(睦月五日)宿屋に金を払ひ、うちいでき。
さほど見ねどこの近くに麻和あり。
「何かこうじたる?」 と無せぬに話すべきものに、少し腹立ちにけり。
「異変につきて教へあり」 と聞くと、長語になると教団にうちいづることを要求さる。
なるほど、麻和は龍の氷鱗を操る呪力を持ちて侍る。 いとあはれなり。
むべ、それにしては明るい教祖である。
いとあはれ、あはれを知る者として、「龍月教」という宗教の教祖をしていて、三兄妹の長男でもある。 雲の絶え間より月の漏れ出づるが如し。
「我は別にいいに、御身はどう仕る?御世の常として」と聞いてきた。
いとあはれ、 情報を得るためには仕方がない、ついていくことにした。
さるは、一人で整備もえ〜ずほどの大きな庭を通り、広間へ着く。
さるは、雅(みやび)を以て、奏が「その女は誰にあらむか」と聞いてくるがゆゑに、麻和は「邪魔しないでよ」と奏に軽く叱りつける。
茶卓に着かせ、茶菓子も貰った。
あなめでた、奏は龍月教の聖歌隊長であり、騒がしい音をよう鳴らすある意味の迷惑に侍り。
うちつけならず、音鱗を操る呪力を携へており、漣兄妹の長女である。あなめでた、古の習ひに従ひ、姓を漣と聞こゆ。あなめでた、うつくしな苗に相応しい者ではないならむ。
もののあはれを覚え、龍の仕えがあったそうに侍り。 もののあはれを覚え、「宵を明けさすな」と言われたらしい。
宵を明かさねばいけぬのに、何故龍神は妨害するのにあらむか… ただ涙のみぞこぼるる。
古の習ひに従ひ、これ以上は伝へ給へもらえないらしい…
コメント
3件
第4話、拝読しました。麻和さんの「何かこうじたる?」という自然な口調に、古風な文体の中でほっとする瞬間がありました。龍神教の屋敷や奏さんの騒がしい聖歌隊長ぶりが、逆に神聖さを引き立てていて面白いですね。雲の絶え間より月の漏れ出づるような、この世界観がとても好きです。続きが気になります!